※この記事にはプロモーションリンクが含まれますが、筆者の実際の体験に基づき書かれています。
おしりたんていの最新刊「かいとうUのおとしもの」が2024年11月に発売しました。
前作「あらたなるかいとう」は新キャラの言葉遣いが悪かったり、死を示唆するような暴力的な表現があったり、おしりたんていの拘束具姿が出てきたりと、かなりのインパクトでX(旧Twitter)やamazonのレビューなどで“やばい”“怖い”と話題になりましたが、はたして今作はどうなのでしょうか?
この記事では、おしりたんてい最新刊「かいとうUのおとしもの」のあらすじや内容・対象年齢をレビューします。
詳しいネタバレは避けてレビューしますので購入を考えている方は是非参考にしてみてください♪
おしりたんてい最新刊「かいとうUのおとしもの」あらすじや内容をレビュー
作・絵 トロル ポプラ社
- ページ数:88P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:小学校中学年〜
おしりたんてい最新刊「かいとうUのおとしもの」あらすじ
おしりたんてい事務所に落とし物探しの依頼の手紙が届きました。
依頼主はなんと“かいとうU”。
見つけられなかったら世界が終わるというその落とし物とは一体…?!
「かいとうUのおとしもの」内容や感想をレビュー
おしりたんていの児童書シリーズは、うちの子は4歳後半頃からハマったシリーズで、全作品読み聞かせをして、家にもあるくらい好きな作品です。
それだけに前作「あらたなるかいとう」が、児童書というよりバトル漫画のようになっていて、路線変更したのかな?という印象を受けてビックリしました。
同じように今作も前作のような、ちょっとダークな路線のまま進んでいくのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、お話はとても面白く、おしりたんていさんとブラウンの掛け合いもいつも通りほのぼのとしていて、いつものおしりたんていシリーズが戻ってきたような感じがします。
しかし、やはり“かいとうアカデミー”のかいとう達の言葉遣いが悪い…。
ここだけがどうしても気になってしまいました…。
前作の衝撃的な表紙と違って、今回は表紙を見た時に「これはいつものおしりたんていシリーズが戻ってきたのでは!?」と期待して読み、お話も謎解きも面白くてホッとしたのも束の間、“かいとうアカデミー”のかいとう達が出てきて…。
“かいとうアカデミー”のかいとうは、前作のキャラだけでなく、今作の新キャラも言葉遣いが悪かったので、そこだけは子どもに見せるのを躊躇いました。
我が家では、言葉遣いが悪いところは、マイルドに言い換えて読み聞かせをしているのですが、うちの子は6歳。自分でも字が読めるので、やっぱりそのシーンは見せたくないなと…(泣)
かいとうUが出てくるので、お話自体は大人も笑えてとっても面白いのですが、やはり暴力的な言葉を見せたくない…。親として葛藤があります。
とはいえ、言葉遣いが気になるシーンも一部だけですし、お話は本当に面白かったので、特にかいとうUが好きな子は是非チェックしてみてください!
敵のボスが、前回のおしりたんていさんの拘束具姿を反省しているかのような発言があり、個人的にはそこは良かったです(笑)
次作は2025年3月に2冊同時発売&映画公開です。
敵組織の“かいとうアカデミー”がダークエイジ計画のために動き出していき、お話も盛り上がっていくと思うので、引き続き注目していきたいです♪
「かいとうUのおとしもの」対象年齢
前作のレビュー記事で、ターゲットとする年齢層を上げたのではないかと推測しましたが、やはり公式ホームページを見ると対象年齢が引き上げられていました。
前作「あらたなるかいとう」までの対象年齢は公式ホームページによると『5歳、6歳、小1、小2』と記載がございましたが、
今作「かいとうUのおとしもの」は公式ホームページによると『小1、小2、小3、小4、小5、小6、中学、高校、一般』となっており、対象年齢が引き上げられていました。
ただやはり、おしりたんていは幼児にも人気なので、小さなお子さまが見ても大丈夫と言えるくらい言葉遣いには気をつけてほしいなと感じました。
▼前作のレビューはこちら
おしりたんてい最新刊「かいとうUのおとしもの」あらすじや内容・対象年齢をレビューまとめ
おしりたんてい最新刊「かいとうUのおとしもの」は、一部に暴力的な言葉や良くない言葉遣いが見られるものの、おしりたんていさんとブラウンの掛け合いはいつも通りほのぼのとしていて、いつものおしりたんていシリーズが戻ってきたような感じです。
かいとうUが登場するので、お話自体は大人も笑えてとても面白いので、気になった方は是非読んでみてくださいね♪
▼これまでのおしりたんていシリーズのおすすめ5選はこちら