※この記事にはプロモーションリンクが含まれますが、筆者の実際の体験に基づき書かれています。
リアルだけど可愛らしくてオシャレな猫たち。
緻密に描き込まれたイラスト。
シュールで独特な世界観が魅力のヒグチユウコさんの絵本。
そんなヒグチユウコさんの絵本は対象年齢はどのくらいのお子さまから読み聞かせることができるのでしょうか?
この記事では、ヒグチユウコさんの絵本のおすすめを5冊ご紹介します。
それぞれの絵本の対象年齢も詳しくご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね♪
ヒグチユウコさんの絵本おすすめ5選【対象年齢も詳しくご紹介!】
それでは早速、ヒグチユウコさんの絵本おすすめ5選をご紹介していきます。
当サイトおすすめの対象年齢もご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
せかいいちのねこ
著者:ヒグチユウコ 白泉社
- ページ数:101P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:4歳〜大人
ぬいぐるみのニャンコは持ち主のぼっちゃんにとても可愛がられています。しかしもう7歳になってしまったぼっちゃんに、そろそろ飽きられてしまうのではないかと不安です。
すると、友だちが「本物の猫になれば大人も可愛がってくれる。本物の猫になるためには猫のヒゲを集めるといい」と教えてくれました。
ぼっちゃんが大きくなってもずっと一緒にいたいニャンコは、ヒゲを集めに出かけて…。
ぬいぐるみのニャンコを主人公としたシリーズの第1弾です。
本物の猫になりたいと願うぬいぐるみのニャンコが、個性豊かで優しいたくさんの猫達に出会い、今ある幸せや、自分もかけがえのない存在なんだということに気づいていく愛に溢れたストーリーです。
登場人物みんなの優しさが心に染みます。
人は皆、誰かを羨ましがったり、もっと愛されたいと願ってしまう生き物ですが、この絵本を読むと、一人ひとりが特別な存在なんだということ・すぐそばにある愛に気づくことができます。
何度も読みたくなる温かな作品です。
どの猫も個性的で、オシャレ!
素敵な世界観に思わず見入ってしまいます。
対象年齢ですが、4歳くらいから読み聞かせてあげられますよ。
「せかいいちのねこ」シリーズは、絵本というには文章もページ数も長いので、どちらかというと幼年童話という種類に近いかと思います。
ページを占める割合としては文章と絵が半々なので、長い文章でも抵抗感なく、楽しみながら読んでいただけると思います。
ただ、一冊のボリュームが多いのでお子さまが長いと感じたら、章ごとに分けて今日はここまで、という風に読んでもいいですね。
絵本が好きな子なら3歳くらいの子でも聞いていられますよ♪
うちの子は3歳の時から好きなシリーズです。
お子さまがひとりで読めるようになったら、独特の世界観を持つイラストが、楽しい物語の世界へと導いてくれるでしょう。
また、大人になっても、何度も読み返したくなる大切な宝物となること間違いなしの作品です。
成長に合わせて長く子どもたちに寄り添ってくれる一冊です。
いらないねこ
著者:ヒグチユウコ 白泉社
- ページ数:120P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:4歳〜大人
ある日捨てられている子猫を助けたニャンコ。ニャンコはお父さんとしてその子を育てることにしました。みんなの助けを借りながら子育てに奮闘するニャンコ。たくさんの愛情を受けながら子猫はすくすくと成長して…。
「せかいいちのねこ」シリーズ第2作目。
あの泣き虫ニャンコがお父さんへと成長!
第1作目では持ち主にもっと愛されたいと願っていたニャンコが、今作では捨てられていた子猫に惜しみなく愛情を注ぎます。
子猫とにニャンコ。血が繋がっていなくても、ぬいぐるみと本物の猫でも、たしかに2人は親子です。
成長した子猫は、自分は捨てられていた猫だと知って落ち込みますが、今現在、ニャンコを含めみんなの愛情に包まれていることを改めて実感し、立ち直ります。
成長した子猫を温かく見守るニャンコ。ラストシーンは思わず涙が…。
子どもはもちろん、子育て中のお母さん・お父さんの方がよりグッとくるものがあるかもしれませんね。
愛することの喜びや幸せに満ちた温かな物語です。
うちの子も大好きな作品で何度も読みました!
ほんやのねこ
著者:ヒグチユウコ 白泉社
- ページ数:108P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:4歳〜大人
こちらは、「せかいいちのねこ」シリーズ第3弾です。
「せかいいちのねこ」「いらないねこ」に登場したある小さな本屋の、謎めいた店主にスポットをあてたお話です。
店主はとてもお洒落さん。お店には、不思議で個性的なお客さんがいろいろな本を買いにきますよ。
大人気「ギュスターヴくん」「ひとつめ」など、ヒグチユウコさんワールドでお馴染みの奇妙なキャラクター達がたくさん登場します!
みんな一体どんな本を買うのか?ワクワクしながら読み進めていけます。
シリーズでおなじみニャンコや「いらないねこ」の子猫も登場し、サイドストーリーのような感じで楽しめますよ。
個人的には夜の本屋の秘密がとっても面白かったです!
シリーズの中では、1番文章量が少ないので、小さなお子さまでも楽しんでいただけますよ。
ふたりのねこ
著者:ヒグチユウコ 祥伝社
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:4歳〜大人
ある日公園で迷子になって倒れていたところを、1匹の子猫に拾われたニャンコ。子猫はニャンコのお家を探すのを手伝ってくれて…。
「ふたりのねこ」はヒグチユウコさんの絵本デビュー作であり、ニャンコシリーズの原点ともいえます。
ぬいぐるみのニャンコと本物の子猫の、ひと夏の絆の物語。
せつなさと温かさが同居する作品です。
ヒグチユウコさんの作品は、子どもだけでなく大人も楽しめるのが特徴です。
こちらの絵本は特に、大人の方がグッとくるものがあると思います。
誰にでも忘れられない人や忘れられない思い出があるのではないでしょうか?
たとえ今はもう離れ離れになってしまったとしても、その人との日々が自分の糧となっている…。
心の奥底に大切にしまってあるような、そんな思い出に、思わず思いを馳せてみたくなる一冊。
ギュスターヴくん
著者:ヒグチユウコ 白泉社
- ページ数:48P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜大人
ネコなの?ヘビなの?不思議なキャラクター、ギュスターヴくん。
この絵本では、ヒグチユウコさんの作品でお馴染みのギュスターヴくんの生態がわかっちゃう…?!
一体どんないたずらをするのか?!
ページをめくるとヒグチユウコワールドがこれでもかというくらいに広がっていて…。
1冊まるまるギュスターヴくんだらけ!
今井昌代さんのぬいぐるみ作品との共同制作のコーナーもありますよ。
ファン必見です♪
ヒグチユウコさんの絵本おすすめ5選【対象年齢も詳しくご紹介!】まとめ
ヒグチユウコさんの豊かな感性が散りばめられていて、独特な世界観が楽しめる絵本。
表紙も並べて飾っておきたくなるくらいオシャレで素敵です。
子どもだけでなく大人も楽しめますよ。
ぬいぐるみの猫と本物の猫の違いはなんでしょう?ぬいぐるみの猫でも、ニャンコのように持ち主に本物の猫のように可愛がられる子もいれば、本物の猫でも心ない人間によって捨てられる子もいる…。
でもヒグチユウコ作品では、ぬいぐるみの猫も、本物の猫もどちらも感情を持ち、温かく、優しい。
みなさまも是非、シュールだけど温かみのあるヒグチユウコワールドに浸ってみませんか?