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ねずみくんのチョッキシリーズは全部で何冊?順番は?最新作までのおすすめ6選

ねずみくんのチョッキ(作・なかえよしを 絵・上野紀子 ポプラ社)

表情の豊かさが際立つモノクロの絵と、想像力を掻き立てる余白が魅力の「ねずみくんのチョッキシリーズ」(作・なかえよしを 絵・上野紀子 ポプラ社)。

たくさん種類がありますから選ぶのに迷ってしまいますよね。

この記事では

  • ねずみくんのチョッキシリーズは全部で何冊あるの?
  • 発行の順番は?
  • ねずみくんのチョッキシリーズの中のおすすめはどれ?

という疑問を解決します。

種類が多すぎてどの絵本を読んだらいいか迷っているという方へ、

最新作までの「ねずみくんのチョッキシリーズ」の中から、特におすすめの6冊を厳選しましたので、是非参考にしてみてください。

筆者
筆者

最新作までの全ねずみくんのチョッキシリーズを読み聞かせた絵本マニアの筆者がおすすめの6冊をご紹介します♪

※記事にはPRが含まれます

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ねずみくんのチョッキシリーズは全部で何冊?

「ねずみくんのチョッキシリーズ」は只々全部で39冊出版されています。(2022年11月時点)

シリーズ累計は400万部を超え、1974年に発売されたシリーズ1作目「ねずみくんのチョッキ」から、48年に渡り愛され続けているロングセラーシリーズです

筆者
筆者

なんと著者のなかえよしをさんと上野紀子さんはご夫婦なんですよ。

2019年に上野紀子さんが亡くなられて以降は、「ねずみくんのチョッキシリーズ」の新作は、上野紀子さんが生前に描かれたねずみくんの絵を、なかえよしをさんがパソコン上で組み合わせて制作されています。

ねずみくんのチョッキシリーズ発行の順番

ねずみくんのチョッキシリーズ全39冊の発行の順番は以下の通りです。

  1. ねずみくんのチョッキ(発売年月:1974年8月)
  2. りんごがたべたいねずみくん(発売年月:1975年5月)
  3. また!ねずみくんのチョッキ(発売年月:1976年3月)
  4. ねみちゃんとねずみくん(発売年月:1976年11月)
  5. ねずみくんねずみくん(発売年月:1978年5月)
  6. ねずみくんのたんじょうび(発売年月:1978年6月)
  7. またまた!ねずみくんのチョッキ(発売年月:1979年7月)
  8. コップをわったねずみくん(発売年月:1980年6月)
  9. ねずみくんのひみつ(発売年月:1981年5月)
  10. ぞうさんとねずみくん(発売年月:1982年4月)
  11. ねずみくんとブランコ(発売年月:1983年12月)
  12. ねずみくんとおんがくかい(発売年月: 1987年1月)
  13. とりかえっこ!ねずみくんのチョッキ(発売年月:1999年9月)
  14. ねずみくんとホットケーキ(発売年月:2000年9月)
  15. ねずみくんとゆきだるま(発売年月:2001年10月)
  16. ねずみくんのしりとり(発売年月:2002年3月)
  17. なぞなぞねずみくん(発売年月:2002年11月)
  18. また!ねずみくんとホットケーキ(発売年月: 2003年7月)
  19. ねずみくんのクリスマス(発売年月:2003年10月)
  20. ねずみくんのプレゼント(発売年月: 2004年7月)
  21. ねずみくんとおてがみ(発売年月: 2004年10月)
  22. ねずみくんとかくれんぼ(発売年月:2005年9月)
  23. ねずみくんとシーソー(発売年月: 2006年9月)
  24. ねずみくんおおきくなったらなにになる?(発売年月:2007年10月)
  25. だから!ねずみくんのチョッキ(発売年月:2008年10月)
  26. ねずみくんうみへいく(発売年月:2009年6月)
  27. どうしちゃったの?ねずみくん(発売年月:2010年5月)
  28. ごちそうだよ!ねずみくん(発売年月:2011年5月)
  29. うそついちゃったねずみくん(発売年月:2012年5月)
  30. あめあめふれふれねずみくん(発売年月:2013年4月)
  31. へんし〜んねずみくん(発売年月:2014年4月)
  32. ちっちゃなねずみくん(発売年月:2015年5月)
  33. ねずみくんとおばけ(発売年月:2016年7月)
  34. ねずみくんといたずらビムくん(発売年月:2017年8月)
  35. ねずみくんのうんどうかい(発売年月:2018年9月)
  36. ねずみくんはめいたんてい(発売年月:2020年4月)
  37. ねずみくんのピッピッピクニック(発売年月:2021年4月)
  38. ねずみくんはカメラマン(発売年月:2022年7月)
  39. ねずみくんだーれだ?(発売年月:2022年11月)
筆者
筆者

ほぼ毎年発行されていますね。このように並べてみると、48年の歴史は圧巻です!

▼最新作のレビューはこちら

ねずみくんのチョッキシリーズ最新作までのおすすめ6選

それでは、筆者が「ねずみくんのチョッキシリーズ」を最新作まで読み聞かせた中から、おすすめを6冊厳選してご紹介いたします。

筆者
筆者

種類が多すぎてどの絵本を読んだらいいか迷っているという方は是非参考にしてみてください♪

なお、ねずみくんのチョッキシリーズの当サイトおすすめの対象年齢は3歳〜5歳です。

ねずみくんのチョッキ

楽天ブックス
¥1,100 (2022/03/20 22:53時点 | 楽天市場調べ)

作・なかえよしを 絵・上野紀子 ポプラ社

  • 文章の長さ:3歳〜
  • ページ数:32P(3歳〜)
  • 読みやすさ5.0
  • 子どもウケ5.0
  • おすすめ度5.0
  • 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜5歳
ねずみくんのチョッキ あらすじ

お母さんが編んでくれたチョッキを着て嬉しそうなねずみくん。しかし、いろんな動物が「ちょっと着せてよ」とやってきて次々と貸しているうちに段々と伸びてしまって…

まずは、シリーズ1作目の「ねずみくんのチョッキ」です。ねずみくんのチョッキシリーズを読む上でこちらは外せません。

ねずみくんのチョッキをキツそうに着る動物達の表情と、どんどん伸びていくチョッキの様子が面白い作品です。

筆者
筆者

どんどん伸びていくチョッキにハラハラドキドキ感を味わえるのが子どもウケポイントです。

ねずみくんが可哀想ですが、ちゃんと最後のページにほっこり笑顔になるシーンもありますよ。

「ねずみくんのチョッキシリーズ」の絵本は、登場人物達の表情がとても豊かで、絵を見ているだけでもストーリーが分かるのが特徴です。

このような絵本は物語を理解する力を育てるので、3歳からの読み聞かせにピッタリです。

また、「ねずみくんのチョッキシリーズ」といったら“ページの余白”が特徴的ですよね。

これは「ねずみくんのチョッキシリーズ」全般に言えることですが、多くは語らないシンプルな絵本だからこそ、読み手の想像力を掻き立て、誰の心にも寄り添う【自分だけの一冊】となりえるのでしょう。

筆者
筆者

何度も読みたくなる、世代を超えて愛される理由はここにあるのかもしれません。

▼「ねずみくんのチョッキ」についてはこちらの記事でも詳しくレビューしておりますので是非チェックしてみて下さい。

りんごがたべたいねずみくん

作・なかえよしを 絵・上野紀子 ポプラ社

  • 文章の長さ:3歳〜
  • ページ数:32P(3歳〜)
  • 読みやすさ5.0
  • 子どもウケ5.0
  • おすすめ度5.0
  • 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜5歳
りんごがたべたいねずみくん あらすじ

りんごが食べたいねずみくん。だけど木が高くて取れません。鳥やゾウやサルやキリンが自分の特徴を生かして目の前で次々とりんごを取っていくのを見て、ねずみくんは羨ましがります。そこへアシカがやってきて…?

この作品は「ねずみくんのチョッキシリーズ」の中でも筆者が最もおすすめしたい絵本です。

自分の個性や得意なことを大事にすること、何か問題があった時にひとりで解決せず誰かと支え合って乗り越えることの大切さを教えてくれます。

自分自身に落ち込んだり、他人を羨んだりした時に読むと元気をもらえます。

分かりやすいストーリーなので3歳からの読み聞かせとして親子で楽しんでいただけます。

そして、お子さまも成長するにつれてさらに内容を深く理解できるようになっていきますので、長く楽しめて何度も読み聞かせたい作品です。

筆者
筆者

子どもが成長して壁にぶつかった時などに、この作品のことを心のどこかで覚えていてくれたら嬉しいです♪

また!ねずみくんのチョッキ

作・なかえよしを 絵・上野紀子 ポプラ社

  • 文章の長さ:3歳〜
  • ページ数:32P(3歳〜)
  • 読みやすさ5.0
  • 子どもウケ5.0
  • おすすめ度5.0
  • 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜5歳
また!ねずみくんのチョッキ あらすじ

ねずみくんのお母さんがまたチョッキを編んでくれました。前作でチョッキを貸して伸びてしまったねずみくんは、今回は大きいぞうさんには貸しません。そこへねみちゃんが「ちょっと着せてよ」とやってきて、ねみちゃんならいいやと貸してしまい…。

こちらは第1作目「ねずみくんのチョッキ」の続編にあたる作品です。

「ねずみくんのチョッキ」を読んだ方は是非こちらの続編も読んでみて欲しいです。

子どもは展開が分かっているものを面白いと感じます。

「前はチョッキが伸びちゃったけど、今回はどうなるんだろう?もしかしてまた…」と予想しながら読み進めていき、やっぱり予想通りだった時が最高に面白いと感じるようですよ。

筆者
筆者

うちの子も「またー?」と言いながら喜んで読み聞かせを聞いていました。

また、第1作目「ねずみくんのチョッキ」を読んで、ねずみくんが可哀想だと思った人にも読んで欲しい作品です。

筆者
筆者

チョッキが伸びちゃっても、ねみちゃんがいてくれるから大丈夫ですね♪

さらにこちらの続編に、またまた!ねずみくんのチョッキがあります。こちらもとても面白い作品ですよ。

ねずみくんのピッピッピクニック

作・なかえよしを 絵・上野紀子 ポプラ社

  • 文章の長さ:3歳〜
  • ページ数:32P(3歳〜)
  • 読みやすさ5.0
  • 子どもウケ5.0
  • おすすめ度5.0
  • 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜5歳
ねずみくんのピッピッピクニック あらすじ

今日はみんなでピクニック。おべんとうをどこで食べるかみんなで話し合っています。海?山?それとも遊園地?

お花の咲いている野原で食べることになったみんな。蝶々にどこかいいところがないか聞いたところ、案内してもらったのは、なんといつもの公園で…?

こちらは、2021年4月に発売されました。

上野紀子さんが生前に描かれたねずみくんの絵を、なかえよしをさんがパソコン上で組み合わせて制作されています。

気軽にお出かけすることが出来なくなってしまった今の世の中。子ども達の抱えているストレスは計り知れません。

そんな中でこちらの絵本のねずみくん達の「遠くに行かなくても楽しいね」というメッセージは、親子ともに心に響きます。

筆者
筆者

大好きな人たちと一緒なら、どこにいても、何をしても幸せですよね。

遠くに遊びに行けなくても、自由に行動できなくても、すぐ近くにある本当の幸せを見つけて見ようと思える作品です。

また、ラストにカラーで書かれた桜や色とりどりのお花がモノクロの絵によく映えてとっても綺麗なんですよ。

お花はなかえよしをさんが描かれたそうです。是非注目してみてください。

ねずみくんとホットケーキ

作・なかえよしを 絵・上野紀子 ポプラ社

  • 文章の長さ:3歳〜
  • ページ数:32P(3歳〜)
  • 読みやすさ5.0
  • 子どもウケ4.0
  • おすすめ度4.0
  • 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜5歳
ねずみくんとホットケーキ あらすじ

ねみちゃんがホットケーキを作るようです。だけど勘違いしたねずみくんが“お料理を作る”とみんなを呼んでしまいました。

ホットケーキを作ると言っているのに、勘違いしたみんなが「バナナのお料理がいい」「魚のお料理がいい」など好き勝手言うのでねみちゃんは困ってしまいます。

さてねみちゃんは一体どうするのでしょうか…?

こちらはねずみの女の子、ねみちゃんが主役の物語です。

ねみちゃんの機転やみんなのことを考えてくれる「思いやりの心」が印象的な絵本です。

あれがいいこれがいいと、バナナ・魚などカラーで描かれた食べ物を楽しそうに話すみんなと、だんだん困っていってしまうねみちゃんが対照的なのが、面白いポイントです。

筆者
筆者

最後の結末には思わず読者も「ねみちゃんよかったね」と言ってあげたくなります。

ねみちゃんの優しい性格がよく分かる、ねみちゃん好きにおすすめの一冊です。

うそついちゃったねずみくん

作・なかえよしを 絵・上野紀子 ポプラ社

  • 文章の長さ:3歳〜
  • ページ数:32P(3歳〜)
  • 読みやすさ5.0
  • 子どもウケ4.0
  • おすすめ度4.0
  • 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜5歳
うそついちゃったねずみくん あらすじ

うそつきのきつねくんが、嘘をついてみんなを騙しました。嘘をついたのにいい思いをしているきつねくんを見て、ねずみくんもねみちゃんに嘘をついてしまい…。

こちらの作品は、嘘をつくと、相手を傷つけ、悲しませてしまうということを教えてくれる作品です。

まだ“嘘の概念”が分からない3歳くらいの子に、嘘というものがどういうものなのかを教えてあげる絵本としておすすめです。

筆者
筆者

うちの子も3歳の時、この絵本で嘘という概念を学びました!

「嘘って何?」と言っていた我が子も、嘘がどういうものなのか、なんとなく理解ができたようでした。

普段なかなか教えにくいことも、絵本なら分かりやすく伝えることができます。

また、ユーモアたっぷりでしつけの要素が強くなく、楽しく読めるのもおすすめポイントですよ。

ねずみくんのチョッキシリーズは全部で何冊?順番は?最新作までのおすすめ6選まとめ

ねずみくんのチョッキシリーズは只々全部で39冊出版されています。

どの作品も、表情の豊かさが際立つモノクロの絵と、想像力を掻き立てる余白が魅力的な絵本です。

登場人物が毎回お馴染みのキャラクターですので、何冊か揃えて読んであげるとより楽しめますよ。

筆者
筆者

是非いろいろと想像力を膨らませ、お子さまと一緒に会話を楽しみながら読み聞かせてみてくださいね♪

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▼「ねずみくんはカメラマン」のレビューはこちら