七夕といえば1年に1度、織姫と彦星が会えるロマンチックな行事…ですが、お子さまに「たなばたって何?」と聞かれて返答に困る事、ありませんか?(汗)
幼稚園や保育園などで七夕飾りや短冊を作ったりして、イベントに触れる機会があると七夕に興味を持つお子さまも多いかと思いますが、七夕を説明しようとするとどのように教えたらよいか悩んでしまいますよね。
特に3歳くらいの小さなお子さまに説明するのはちょっと難しいですよね…。
そんな時こそ絵本の出番です!
絵本なら読むだけで七夕の由来やイベントの内容などを簡単に分かりやすく教えてあげられますよ。
由来が分かればイベントをもっと楽しめます♪
この記事では、3歳児・2歳児向けの七夕の由来が簡単に分かる絵本おすすめ4選をご紹介いたします。
七夕の絵本を選ぶ際に是非参考にしてみてくださいね。
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七夕の由来が簡単に分かる絵本おすすめ紹介【3歳児・2歳児向け】
「みんなのおねがい」対象年齢や読み聞かせの感想
すとうあさえ 文 おおいじゅんこ 絵 ほるぷ出版
- 文章の長さ:2歳から〜
- ページ数:24P(2歳から〜)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳・3歳
今日は七夕です。うさぎのうーちゃんはお母さんと笹飾りを作っています。お友達みんなのお願いが叶うように長く作りました。そして、うーちゃんはお友達みんなにどんなお願いをしたのか聞きに行って…。
こちらは七夕の絵本の中でも1番易しい絵本です。
文章もページ数も少ないので2歳頃から読み聞かせができますよ。
短冊にお願い事を書いて笹に吊るすという七夕のイベントの内容を小さい子にも絵本を読むだけで分かりやすく教えてあげられます。
うちの子も笹飾りを作る時、「絵本と同じだね」と言って喜んでいました♪
絵本の最後に七夕伝説やその由来、笹飾りについてなど、七夕にまつわる豆知識が書いてあるページもありますよ。
絵本の物語とは異なり、豆知識は漢字で書かれていて内容も3歳頃のお子さまには難しいので、お母さん・お父さんが七夕の理解を深めるのにちょうど良いかと思います。
お子さまにも簡単に説明してあげてもいいですし、もう少し大きくなってから一緒に読んであげてもいいですね。
成長に合わせて長く楽しめそうです♪
可愛らしい絵と内容にほっこり優しい気持ちになれる作品です。
「たなばたさま」対象年齢や読み聞かせの感想
いもとようこ 文・絵 金の星社
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:32P(3歳から〜)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳から〜
昔、天の川の西に織姫というはた織りの娘がいました。天の川の東には彦星という牛の世話をしている若者がいました。
2人は働き者でしたが結婚してからというもの、毎日働かずに遊んでばかり。そのことに怒った神様は2人を無理やり引き離してしまい…。
織姫と彦星の七夕の伝説が分かりやすく学べる絵本としておすすめなのがこちらの「たなばたさま」です。
七夕伝説を物語にした絵本は数多くありますが、その中でもこちらの絵本は、いもとようこさんの可愛い絵で読みやすく、物語も3歳の子でも分かりやすいように噛み砕いて描かれているので、子どもウケがいいと思います。
はたを織る、結婚など3歳の子には少し理解しずらい単語も出てきますが、他の七夕伝説の絵本のように難しい言い回しがないので読みやすいですよ。
なによりいもとようこさんの絵がとても可愛くて惹き込まれます♪
うちの子もじっと読み聞かせを聞いてくれました!
七夕伝説を知らない方や、あやふやな大人の方が、小さな子にも分かりやすく教えてあげたいと思った時に非常におすすめの一冊です。
「たなばたウキウキねがいごとの日!」対象年齢や読み聞かせの感想
ますだゆうこ作 たちもとみちこ絵 文溪堂
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:32P(3歳から〜)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳から〜
七夕の日、たぬきのポコくんはお兄ちゃんと一緒に七夕飾りを作っています。ポコくんが住んでいるたぬきむらにはポコくんと同じくらいの子どもがいないので「いっしょに遊べる友達ができますように」とお願いを書いて飾りました。ところが、突然強い風が吹いてポコくんの短冊が山の向こうに飛んでいってしまい…。
「たなばたウキウキねがいごとの日!」は、織姫と彦星の七夕伝説を小さなお子さまにも分かりやすいように“友達”に絡めて、現代風に落とし込んだ作品です。
親みやすいストーリーなので、お子さま七夕に興味を持ってもらいたい方におすすめの作品です。
ポコくんと同じく、一緒に遊べる友達が欲しかったきつねのキコちゃんも登場し、物語を通してお友達と遊ぶことの楽しさや嬉しさ、友達の大切さが自然と伝わります。
物語の中には、かささぎなど、七夕伝説にまつわるエピソードがふんだんに盛り込まれており、織姫と彦星になぞらえたストーリーは、ほっこり心温まりますよ。
また、物語だけでなくページのあちこちに、知れば七夕をもっと楽しめる豆知識が書かれているのがおすすめポイントです。
豆知識のコーナーは漢字もあって少し難しいのでおうちの方が噛み砕いて簡単に説明してあげましょう♪
七夕伝説や由来、七夕とお星さまにまつわる豆知識はもちろん、七夕かざりの作り方・七夕の日におすすめのお料理など、お子さまと一緒に作れるコーナーもあるので親子でイベントを楽しみたい方におすすめです。
子どもでも簡単に綺麗な飾りが作れますよ♪
私は不器用なのでこの絵本のおかげでバリエーションが増えて助かりました(笑)
親子でとても楽しい時間を過ごせました!
「もうおねしょしません」対象年齢や読み聞かせの感想
寺村輝夫 作 いもとようこ 絵 あかね書房
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:32P(3歳から〜)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳から〜
明日はたなばた祭り。くりのきえんのみんなは裏山に笹をとりに行きますが、ちゅうこだけは元気がありません。どうやら夕べおねしょをしたのを気にしているようで…。
こちらは、“幼稚園・保育園での行事をとりあげながら集団生活の楽しさと知恵を学べる”絵本『くりのきえんのおともだち』シリーズの中の一冊です。
『くりのきえんのおともだち』シリーズは、いもとようこさんの絵で楽しく行事を学ぶことができます。
また、くりのきえんでのたくさんの動物のお友達とのやりとりは、幼稚園や保育園に通っているお子さまにとって親近感を感じるようです。
いろいろな動物が登場するのできっとお子さまのお気に入りの子が見つかるでしょう。
うちの子もいもとようこさんの描く動物が大好きで何度も読みました♪
「もうおねしょしません」は七夕とおねしょが掛け合わさった、お子さまの想像力が膨らむ不思議なストーリーです。
おねしょをしてしまって気にしている子も、この絵本を読めば自分以外にもおねしょ仲間がいることに勇気づけられるかもしれませんね。
七夕の由来が簡単に分かる絵本を読んでお願い事をしよう
幼稚園や保育園などで七夕飾りや短冊を作ったりして、イベントに触れる機会があると、七夕に興味を持つお子さまもいらっしゃいますよね。
しかし、いざ七夕を説明しようとするとどのように教えたらよいか悩んでしまう方も多いと思います。
そんな時こそ、是非この記事でご紹介した絵本を読み聞かせてみてください。
絵本なら読むだけで七夕の由来やイベントの内容などを簡単に分かりやすく教えてあげられますよ。
由来が分かればイベントをもっと楽しめますね。
今年は絵本で七夕の理解を深めてお願い事をしてみませんか?