“心配ご無用!”の台詞でおなじみの「おいしいともだち」シリーズ(とよたかずひこ著 童心社)は、好き嫌いがある子におすすめの食育絵本です。
どの作品もお子さまにとって身近な食べ物が動き出す愉快な絵本です。
楽しいストーリーで食べ物に興味を持ってもらえるので食育にピッタリですよ。
そんなおいしいともだちシリーズですが、種類がたくさんあってどれがいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では「おいしいともだち」シリーズの中でも、特に子どもウケが良いおすすめの絵本を対象年齢別にご紹介いたしますので、是非参考にしてみてください。
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心配ご無用でおなじみの食育絵本「おいしいともだち」シリーズとは?
「おいしいともだち」シリーズは、いろいろな食べ物が動き出すユニークな絵本です。
子どもが好きな“同じ言葉の繰り返し”が多く、リズムよく読めるのが特徴です。
物語も簡単で理解しやすいのでお子さまウケします。
どの絵本も楽しいストーリーで食べ物に興味を持ってもらえるので食育にピッタリ。
好き嫌いがあり苦手な食べ物があっても、食べ物が生き生きと動いている楽しそうなこちらのシリーズの絵本を読めば、きっと食べたくなること間違いなしですよ。
心配ご無用でおなじみの食育絵本「おいしいともだち」シリーズの年齢別おすすめ紹介
それでは「おいしいともだち」シリーズのおすすめを、対象年齢別にご紹介していきます。
とよたかずひこ著「おいしいともだち」シリーズのおすすめ 対象年齢1歳〜2歳
いちごさんがね・・
とよた かずひこ さく・え 童心社
- 文章の長さ:1歳〜2歳向け
- ページ数:24P(1歳〜2歳向け)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:1歳〜2歳
いちごが6個「ずん ずん ずん」と歩いています。途中で蛙や蛇などに出会います。さて目的地はどこでしょうか?
ほとんどのページが「いちごが ろっこ」「ずん ずん ずん」の同じ言葉の繰り返しで構成されたシンプルな絵本です。
赤ちゃんはリズミカルな同じ言葉の繰り返しが大好き。
「いちごが ろっこ」「ずん ずん ずん」の繰り返しはリズムが良いのでとっても楽しく読めますよ。
離乳食が進んでいろいろなものが食べられるようになった1歳くらいの子に特におすすめです。
お子さまに人気のいちごが主役ですし、物語も簡単なので同シリーズの中でも特に読みやすいと思います。
いちご達の愉快なストーリーに好き嫌いがある子も、読めばいちごが好きになり、きっと食べたくなりますよ。
うちの子は膝の上に乗せて読んであげている時に「ずん ずん ずん」のところで体を揺らしてあげたら喜びました!
なっとうさんがね・・
とよた かずひこ さく・え 童心社
- 文章の長さ:1歳〜2歳向け
- ページ数:24P(1歳〜2歳向け)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:1歳〜2歳
納豆は好きな子と苦手な子に分かれる食べ物ですよね。こちらはそんな納豆が主役です!
なっとうさんが「ねば ねば」「ぎゅう ぎゅう」と押し合っていると、一粒落っこちてしまいます。仲間が助けようとしますが…
こちらもほとんどのページが「ねば ねば」「ぎゅう ぎゅう」の同じ言葉の繰り返しで構成された、1歳の赤ちゃんが楽しく読んでいただけるシンプルな絵本です。
納豆が苦手な子も思わず食べてみたくなる、「ねば ねば」「ぎゅう ぎゅう」のリズミカルな同じ言葉の繰り返しが楽しい一冊です。
うちの子はこの絵本を読んだ後は必ず「納豆食べたい!」と言います(笑)
めろんさんがね・・
- 文章の長さ:1歳〜2歳向け
- ページ数:24P(1歳〜2歳向け)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:1歳〜2歳
めろんさんがお店の外に出かけますが転がってしまいます。
「めろん、ごろん、めろん、ごろん」とずっと転がっていく様子が子どもウケ抜群!
リズミカルな「めろん、ごろん」の同じ言葉の繰り返しは、赤ちゃんも読んでいる方もなんだか楽しくなってきてしまいます。
そしてこのめろんさん、最後は美味しいものに変身しますよ。
何に変身するのか是非確かめてみてくださいね♪
とよたかずひこ著「おいしいともだちシリーズ」のおすすめ 対象年齢2歳〜3歳
以下にご紹介する絵本は、文章の長さはこれまでご紹介したものと変わらないので、1歳頃から読んでいただけますが、物語の内容を考慮すると、2歳〜3歳頃が最も楽しめる年齢かなと思います。
おにぎりくんがね・・
とよた かずひこ さく・え 童心社
- 文章の長さ:1歳から〜
- ページ数:24P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳〜3歳
3つのおにぎりくん達が「にぎにぎ」「ぎゅっ ぎゅっ」と自分で自分をにぎっておにぎりを作っています。
梅、シャケ、おかかの具を「あ〜ん」と食べて、海苔を「よいしょ よいしょ」と自分で巻いたら、美味しそうなおにぎりの出来上がり。
こちらはみんなが大好きなおにぎりの作られる様子がなんとも愉快に描かれた絵本です。
白いご飯が苦手な子、いますよね。うちの子もそうでした。
そんな子もおにぎりにしたらパクパク食べてくれるかもしれません。
食べ物へ興味を持ってもらえるのはもちろん、読めばきっとご飯の時間が楽しくなる絵本ですよ。
うちの子もおにぎりが大好き。「おにぎりくんだ〜!」と言ってパクパク食べてくれます♪
りんごくんがね・・
とよた かずひこ さく・え 童心社
- 文章の長さ:1歳から〜
- ページ数:24P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳〜3歳
こちらは2歳・3歳の子にとって身近な食べ物であるりんごが主人公の絵本です。
主人公のりんごくん、なんと忍者なんです。
「すたすたすたすた」と急いでどこかに向かっています。さて一体どこに行くのでしょうか?
最後はみんなが大好きな“あの形”のりんごに変身です。
忍者のりんごくんのハラハラドキドキのストーリー。
みんなに美味しく食べてもらう為に一生懸命がんばります。
読んだ後は楽しくりんごが食べられること間違いなしですよ。
心配ご無用!は保育園や幼稚園でも大人気
どの絵本にも出てくるシリーズ定番のフレーズ「しんぱい ごむよう!」は子どもに大人気!
保育園や幼稚園でもよく読まれ、みんな手を前に突き出し「しんぱい ごむよう!」と真似をしているそうです。お遊戯会の題材としても使われているようですよ。
うちの子も大好きなポーズでよく真似をしてくれています!
「しんぱい ごむよう!」と手を前に突き出すポーズを是非お子さまと一緒にやってみてくださいね♪
心配ご無用でおなじみの食育絵本「おいしいともだち」シリーズで食べ物に興味をもってもらおう
“心配ご無用!”の台詞でおなじみの「おいしいともだち」シリーズは、どの作品もお子さまにとって身近な食べ物が動き出す愉快な絵本です。
楽しいストーリーで食べ物に興味を持ってもらえるので食育にピッタリですよ。
好き嫌いがある子も食べ物に興味を持ちきっと食べたくなる、ご飯の時間が楽しくなる絵本です。
いろいろな食べ物のバージョンがあるので、お子さまの好きな食べ物や、興味をもって欲しい食べ物などを選んで、是非たくさん読み聞かせてあげてくださいね♪
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