※この記事にはプロモーションリンクが含まれますが、筆者の実際の体験に基づき書かれています。
この記事では、「おたからパン」(作・絵真珠まりこ ひさかたチャイルド)のあらすじや読み聞かせの感想、おたからパンの歌について詳しくレビューします。
外はパリパリ、中をあけるとふわふわで黄金色に輝いていて、噛めば噛むほど甘い美味しそうなパンが出てくる絵本です!
誰かのことを思って働き、喜んでくれた時の嬉しさや幸せがとてもよく伝わってくる優しさに溢れた心温まるストーリーです。
おたからパン 対象年齢
絵本「おたからパン」の当サイトおすすめの対象年齢は3歳〜5歳です。
おたからパン あらすじや読み聞かせの感想は?詳しくレビュー
作・絵 真珠まりこ ひさかたチャイルド
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:32P(3歳から〜)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜5歳
おたからパン あらすじ
『おたからパン』という美味しいパン屋さんがありました。
“♪外はぱりぱり、中はふわふわ。噛めば噛むほど甘くて美味しいおたからパン♪”
あまりの美味さに食べた人が歌ってしまうほど。
そこへある日、“おたからパン”の看板を見た泥棒が、宝がたくさんありそうだと勘違いして店に侵入します。
お宝が欲しくて店に忍び込んだ泥棒が、最終的に手に入れたお宝とは…?
おたからパン 読み聞かせの感想
こちらの作品の1番の見どころは、「おたからパン」を通して泥棒が人として成長していくところです。
パン屋の親方に「おたからパン」のレシピを教えてもらった泥棒は、おたからパンが作れるようになりたくて一生懸命頑張ります。
でも実は、親方から学んだのは、おたからパンのレシピだけではないようです。
親方の、パンや人に対する真摯な姿勢や温かな人柄は、泥棒だけでなく読者の心も優しく包み込んでくれます。
誰かのことを思って働き、喜んでくれた時の嬉しさや幸せがとてもよく伝わってくる優しさに溢れた心温まるストーリーです。
そして、なんといってもおたからパンが本当に美味しそうで、思わず食べてみたくなっちゃいます!
うちの子も読み聞かせをするたびに「おたからパン食べたい!」と言って匂いを嗅いでいます笑
絵から本当にいい匂いがしてきそうです。
パンが好きな子に是非読み聞かせてあげたい絵本です。
ストーリーも分かりやすいので、3歳頃からの読み聞かせにピッタリです。
繰り返しの言葉が随所に出てくるので、お子さまが内容を理解しやすいですよ。
おたからパンを作る過程も「ぽふぽふ」「もくもく」などの楽しいオノマトペでリズミカルに読み聞かせができますので、お子さまが夢中になって見てくれます。
特に泥棒の男がパンをひたすら焼くシーンは、うちの子が爆笑していました!
泥棒だった男がおたからパンと親方に出会い、どのように成長していくのか?
泥棒だった男が手に入れた本当のお宝は何なのか?
感動のラストを是非見届けてみてくださいね♪
おたからパンの歌 歌い方
「おたからパン」といえば、作中に何度か登場する“おたからパンの歌”が素敵ですよね。
おたからパンを食べた人が、そのあまりの美味さに歌ってしまうんだそう。
♪そとは ぱりぱり、なかは ふわふわ。かめば かむほど あまくて おいしい おたからパン♪
引用:「おたからパン」(ひさかたチャイルド)おたからパンの歌 作詞・作曲真珠まりこ
そんな“おたからパンの歌”ですが、読み聞かせの時に皆さんどんな風に歌っていますか?
実は、「おたからパン」の作者真珠まりこさんが、こちらのひさかたチャイルド公式動画で“おたからパンの歌”を歌ってくださっているのです!
動画を見ると“おたからパンの歌”のリズムが分かりますよ。
私も動画を見る前は適当に歌っていましたが、動画を見てからは自信を持って歌えるようになり、子どもたちも喜んでくれました♪
気になった方は是非ご覧くださいね。
絵本「おたからパン」レビューまとめ
とっても美味しそうなパンが出てくる絵本「おたからパン」はパンが好きな子におすすめの作品です。
分かりやすいストーリーでリズミカルに読めるのでお子さまも内容を理解しやすく、夢中になって見てくれます。
誰かのことを思って働き、喜んでくれた時の嬉しさや幸せがとてもよく伝わってくる優しさに溢れた心温まるストーリーです。
とてもおすすめです!
是非読んでみてくださいね♪
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