冬は寒いとなかなか公園にも行けず、おうちで過ごす時間も長くなると思います。
お子さまもおうちの人も、そろそろ家で遊ぶのが飽きてきていませんか?
雪がテーマの絵本は、そんな冬のおうち時間にぴったりな絵本です。
季節の絵本は物珍しさがあり、普段絵本にあまり興味のないお子さまも興味津々で見てくれます。
特に子どもは雪が大好き!
まだ冬や雪の概念が分からない子でも、絵本の中の幻想的な雪の世界に一気に引き込まれます。
雪の絵本で、おうちの中で季節を感じながら親子でまったりした時間を過ごしましょう♪
この記事では、2歳・3歳への読み聞かせに、雪が身近なお子さまや、まだ雪を見たことがないお子さまも楽しめる絵本を厳選しましたので、是非参考にしてみてくださいね。
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絵本「おんなじおんなじももんちゃん」
作:とよたかずひこ 童心社
- 文章の長さ:1歳〜2歳向け
- ページ数:24P(1歳〜2歳向け)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:1歳後半〜2歳
「おんなじおんなじももんちゃん」あらすじ
ももんちゃんがよいしょよいしょと一生懸命何かを作っています。
金魚さんもサボテンさんも、よいしょよいしょ。
完成したのは、なんとももんちゃんそっくりの「ゆきだるまさん」です!
「おんなじおんなじももんちゃん」読み聞かせの感想
ほとんどのページが「よいしょよいしょ」で出来ており、非常に読みやすい作品です。
小さい子は“リズミカルな同じ言葉の繰り返し”が大好き。
こちらの絵本は、よいしょよいしょとリズムよく読み聞かせができてお子さまウケ抜群です。
ストーリーも1歳後半頃から楽しめる簡単なものとなっております。
雪や雪だるまを教えてあげて、興味をもってもらう最初の一冊としておすすめの絵本です。
ももんちゃんシリーズはうちの子が1歳の時にハマっていた作品です。
おむつ1枚の元気なももんちゃんに子どもは親近感を覚えるようです♪
▼ももんちゃんシリーズのおすすめ5選はこちら
絵本「だれのあしあと」
作・絵accototo ふくだとしお+あきこ
- 文章の長さ:2歳〜3歳向け
- ページ数:32P(2歳〜3歳向け)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳〜3歳
絵本「だれのあしあと」あらすじ
たくさんの雪が降り積もりました。
ねずみさんが次々と足跡を見つけていきます。
「あれっ だれの あしあと」
絵本「だれのあしあと」読み聞かせの感想
雪の白さとカラフルな動物の絵のコントラストが可愛いこちらの作品。
きつねやうさぎ、くまなどいろんな動物が登場します。
accototoさんの動物の絵って顔立ちがハッキリしていて認識しやすいので、子どもウケが良いんですよね。そしてとても可愛いです。
白一面の世界に動物の足跡が付いているのが雪ならではの情景ですね。
「あれっ だれの あしあと」とページをめくると正解の動物が分かるようになっています。
全ページ同じことの繰り返しで構成されていますので、2歳くらいのお子さまが理解しやすく子どもウケが良いです。
何の動物の足跡か当てっこゲームをしながら楽しく読み聞かせができますよ。
それぞれの動物の個性的な足跡にも注目です。
絵本「ゆきのひ くろくま」
さく・え:たかい よしかず くもん出版
- 文章の長さ:2歳〜3歳向け
- ページ数:24P(2歳〜)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳〜3歳
「ゆきのひ くろくま」あらすじ
寒い寒い冬。くろくまくんの住む森にも雪が降ります。
くろくまくんは雪だるまを作ります。
すると、次の朝小さな雪だるまがひとつ増えていました。
次の日も、その次の日も、ひとつ、またひとつと小さな雪だるまが増えていって…?
「ゆきのひ くろくま」読み聞かせの感想
こちらの作品の1番の魅力は、くろくまくんの表情がとっても可愛いことです。
くろくまくんの黒い色と白い雪のコントラストのはっきりした絵が素敵で、お子さまの目を惹きます。
シンプルな絵と分かりやすいストーリーも子どもウケします。
まだ季節や雪の概念が分からない子でも、冬や雪に親しめる内容です。
最後は、冬から春へ季節の移り変わりの様子も希望に満ち溢れる展開で描かれていますよ。
是非親子でいろんな表情のくろくまくんを探してみてください♪
絵本「ゆきのひ」
作・絵:エズラ・ジャック・キーツ 訳:木島始 偕成社
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜
「ゆきのひ」あらすじ
冬のある朝、ピーターが目を覚ますと窓の外に雪が積もっていました。
ピーターは外へ飛び出し雪で遊びます。
雪の上を歩いて足跡をつけたり、木に積もった雪を棒で落としたり、雪だるまを作ったり、雪の山をすべったり…。
いろいろな雪遊びをします。
「ゆきのひ」読み聞かせの感想
雪といえばこちらの作品、というくらい有名な絵本ですね。
こちらの作品は、雪の上を歩いて足跡を付けるなど、思わずやりたくなる雪遊びがたくさん登場するのが特徴です。
雪遊びの楽しさがたくさん詰まっていますので、雪が身近にあるお子さまだけでなく、雪をまだ見たことがないお子さまにも雪に興味を持ってもらえる作品です。
雪遊びは本当に楽しくて、雪の中で何をしたか何回も何回も思い出すピーターがとても可愛いです。
また、ポケットにいれた雪が消えてしまって悲しい気持ちなど、雪遊びにまつわるいろんな感情はお子さまの共感を得ます。
雪遊びは、ひとりで遊んでも楽しいけど友達と遊ぶともっと楽しいもの。
ピーターも最後は友達と雪の中へ出かけていきます。今度はどんな遊びをするのでしょうかね。
絵本の中で登場した雪遊びを実際にお子さまと一緒にやってみるのがオススメです!
絵本もより一層楽しめますよ。
絵本「14ひきのさむいふゆ」
いわむら かずお作 童心社
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜4歳
「14ひきのさむいふゆ」あらすじ
風がなる、雪が舞う。寒い冬。
14匹のねずみの家族はストーブが燃えてる暖かい部屋で、ボードゲームとソリを手作りしています。
台所ではおばあちゃんがおまんじゅうを作っています。
みんなで出来上がったおまんじゅうを食べて手作りのボードゲームをした後は、外に出て手作りのソリで遊びます。
「14ひきのさむいふゆ」読み聞かせの感想
家族と自然をテーマに描いた「14ひきのシリーズ」。絵が細かく自然の情景がよく伝わってくるのがシリーズの特徴です。
寒い冬にストーブが効いた暖かい部屋にこもって家族でボードゲームをする。
なんて最高なんでしょう。冬ならではの楽しみ方ですね。
寒い冬だからこそ、ぬくぬくと温かい家族のぬくもりを、より一層感じることができます。
そして雪が止んだら、家族みんなで手作りのソリすべり。冬の空気のつめたさも雪で遊ぶ楽しさもよく伝わってきます。
絵が細かく、14匹のねずみがいろいろな行動をしているので、お子さまと絵を見るだけでも様々な発見があり楽しめますよ。
絵本「ゆきだるまのスノーぼうや」
ヒド・ファン・ヘネヒテン/作・絵 のざかえつこ/訳 フレーベル館
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:30P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜
「ゆきだるまのスノーぼうや」あらすじ
ゆきだるまは動いたらいけません。
小さなスノーぼうやも長い間同じ場所でじっと立っていました。
でもスノーぼうやは動いてみたくてたまりません。
とうとうある日、スノーぼうやは動きます。
動いたら溶けてしまうと言われたけれど、それでもどこまでも走った先にスノーぼうやが見たものとは…?
「ゆきだるまのスノーぼうや」読み聞かせの感想
雪だるまは動いたらいけないものだと言われているスノーぼうや。
それでもどうしても動きたくて、自分の意思で動きだします。
スノーぼうやの自由を求める姿からは、自分の置かれた環境が全てではないということ、固定観念を疑うことの大切さを教えてもらえます。
また、スノーぼうやの絵がとっても可愛いのがお子さまウケポイントです。
一歩を踏み出す勇気をもらえる作品です。
スノーぼうやが走った先に見たものが、とっても素敵なんです!
うちの子も、子どもながらに何か感じるものがあったようです。
どんなものを見たのか是非確かめてみてくださいね。
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雪の絵本で親子でまったり温かなおうち時間を過ごそう
雪がテーマの絵本は、寒い冬のおうち時間にぴったりです。
子どもは雪が大好き。
まだ冬や雪の概念が分からない子でも絵本の中の幻想的な雪の世界に一気に引き込まれます。
この記事でご紹介した絵本はどれも、雪が身近なお子さまや、まだ雪を見たことがないお子さまも楽しめる絵本です。
是非雪の絵本を読み聞かせて、親子でまったり温かなおうち時間を過ごしてみてくださいね。