夏といえば何が思い浮かびますか?
海や水遊び・カブトムシやクワガタムシ、昆虫・おばけ・冒険etc…。
そんな夏ならではのワクワクする世界を絵本の中でも体験してみませんか?
この記事では2歳児・3歳児向けの、夏に読み聞かせたいおすすめ絵本をご紹介します。

夏休みのおうち時間に何を読もうか迷われた際に是非参考にしてみてくださいね♪
夏に読み聞かせたい絵本おすすめ5選【2歳児・3歳児向け】
「こぐまちゃんのみずあそび」あらすじや読み聞かせの感想

わかやまけん 作 もりひさし 作 わだよしおみ作 こぐま社
- 文章の長さ:2歳から〜
- ページ数:22P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳〜
じょうろでお花にお水をあげるのはこぐまちゃんの仕事です。金魚やアリにもお水をあげていたら、しろくまちゃんがホースを持ってきて…?
お子さまにとって、全身びしょ濡れになって心ゆくまで遊ぶ水遊びって楽しいものですよね。
「こぐまちゃんのみずあそび」はそんな水遊びの楽しさ・面白さがたくさん詰まった夏にピッタリの絵本です。
文章の長さもページ数も2歳からの読み聞かせに最適ですよ。
じょうろを使ったり、しろくまちゃんとホースで水をかけ合って遊んだり、水溜りに葉っぱのボートを浮かべたり…。
たくさんの楽しい水遊びの様子が描かれているので、水遊びが好きな子はとても楽しめますよ。

水遊びの後はしっかりシャワーも浴びますよ。シャワーの音も楽しむこぐまちゃんに注目です♪
絵本を読んだ後は、是非こぐまちゃんのようにびしょびしょになって遊んでみてくださいね。
絵本に描かれている遊びを実際にやってみるとより物語の理解も深まり、絵本がもっと楽しめますよ。
▼こぐまちゃんの絵本はこちらの記事でもご紹介しています。
「めがねうさぎ」あらすじや読み聞かせの感想

作・絵/せなけいこ ポプラ社
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜
山で眼鏡を落としてしまったうさぎの“うさこ”。夜に探しに行きますが、そこにはおばけがいて…?
こちらは「ねないこだれだ」で有名なせなけいこさんの作品です。
せなけいこさんの描くおばけは可愛らしくて魅力的で、お子さまだけでなく大人にもファンが多いですよね。
「めがねうさぎ」に登場するおばけは主人公の“うさこ”をおどかすために、一緒に眼鏡を探したりと一生懸命なのに不憫なところがとても愛くるしいんですよ。
うさこもおちゃめで、ほのぼのするストーリーです。

おばけが苦手なお子さまにも読み聞かせてあげられる面白い物語ですよ♪
おばけに興味が出てきた子への読み聞かせにピッタリなのはもちろん、おばけや暗闇が怖いお子さまもこの絵本を読めば苦手が克服出来るかもしれませんね。
▼可愛らしいおばけではなく本格的な恐怖を味わいたい方はこちらがおすすめです
「かぶとむしのぶんちゃん」あらすじや読み聞かせの感想

高家博成、仲川道子さく 童心社
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:24P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜
みんながすやすや眠るころ、カブトムシのぶんちゃんが土の中から出てきました。木の蜜を飲みたくなったぶんちゃんは、途中でメスのぷんに出会い、一緒に蜜を飲みます。ところがそこへいじわるなクワガタがやってきて…?
夏休み、カブトムシを飼われるご家庭も多いのではないでしょうか?
カブトムシや昆虫が好きな子におすすめなのがこちらの作品です。
カブトムシの生態や特徴が小さな子どもでも分かりやすく描かれています。
カブトムシとクワガタの迫力満点の戦いもたまりませんよ。
愛嬌のある可愛らしい絵も魅力です。
夏だけの短い命…子どもたちはカブトムシの飼育を通して命の大切さを学ぶのかもしれませんね。

我が家でも先日子どもと一緒にお世話をしていたカブトムシのペアが卵を産んでいました!大切に育てていこうと思います。
なお、「かぶとむしのぶんちゃん」ではクワガタムシが悪者になっていますので、クワガタムシが主役のお話を読みたい方は是非こちらもチェックしてみてくださいね。▼

「うみの100かいだてのいえ」あらすじや読み聞かせの感想
作:いわいとしお 偕成社
- 文章の長さ:3歳後半〜
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳後半から〜
海に浮かぶ船の上である女の子が大事な着せ替え人形「テンちゃん」を落としてしまいました。海の中へ沈んでいく間に、テンちゃんの身につけていた洋服やアクセサリーは全部どこかへいってしまいます。さらにテンちゃんは不思議な泡の中に吸い込まれていき…?
100かいだてのいえは10階ごとに違う生き物が住んでいるユニークな家です。
絵本を縦に持って開くとお部屋がダイナミックに登場しますよ。
大きくて賑やかで楽しいお部屋のイラストにはお子さまも釘付けになること間違いなし!
それぞれの生き物の個性が現れたお部屋はいろいろな発見があり、見ているだけでもワクワクしてとっても楽しいですよ。

うちの子も大好きなシリーズです!
こちらの「うみの100かいだてのいえ」はたくさんの海の生き物とそのお部屋が登場する、夏にピッタリなお話です。
海の生き物が好きなお子さまや、海の生き物に興味を持って欲しい方に特におすすめですよ。
深く潜るほど変わる海の色や光の様子にも注目です!
また、洋服やアクセサリーなどを海に落としてしまった着せ替え人形のテンちゃんが、落とした自分の持ち物を海の生き物の持ち物と交換していき、どんどんドレスアップしていく姿は、着せ替え人形やおしゃれ好きな子の心をギュッと鷲掴みしますよ♪
お話のラストで分かるお家の正体には、お子さまも読み手もびっくりすること間違いなし!とてもおすすめな作品なので是非読み聞かせてみてくださいね。
絵が細かく100階までお部屋があり、とても読み応えがあるので、途中で疲れて飽きてしまわないように3歳後半から読んであげるのがおすすめです。

こちらの絵本を読むと、数も自然と数えられるようになりますよ♪
▼「100かいだてのいえ」シリーズのおすすめ3選はこちら
「うきわねこ」あらすじや読み聞かせの感想
蜂飼耳/文 牧野千穂/絵 ブロンズ新社
- 文章の長さ:3歳後半から〜
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳後半〜
今日は猫の”えびお”の誕生日。宅配便で届いたおじいちゃんからのプレゼントを開けるとうきわが入っていました。なんとそれは満月の夜に一度だけ空を飛べる特別なうきわでした。
えびおとおじいちゃんの一夜だけの、忘れられない不思議な冒険ストーリー。
こちらは夏休みの読み聞かせにピッタリな、ひと晩だけの不思議な冒険ストーリーです。
絵はイラストレーターの牧野千穂さんです。えびおが本当に存在しているかのようにリアルで、それでいて優しく温かくて…本当に素敵な絵なんですよ。
猫が好きな方に特におすすめです。
文章がやや長めなので3歳後半〜4歳ころからの読み聞かせが丁度良いかと思いますよ。
うきわの謎やおじいちゃんの台詞など、「これはどういうことなのかな?」といろいろ考察できて、物語を読み終わった後も余韻に浸れる作品です。想像力が掻き立てられますよ。
幻想的で不思議な世界を冒険したい方は是非読んでみてくださいね。

お子さまと一緒にみなさまそれぞれの解釈でお楽しみください♪
夏に読み聞かせたい絵本おすすめ紹介【2歳児・3歳児向け】まとめ
この記事では2歳児・3歳児向けの、夏に読み聞かせたいおすすめ絵本をご紹介してきました。
海や水遊び・カブトムシやクワガタムシ、昆虫・おばけ・冒険etc…。
夏ならではのワクワクする世界を是非絵本の中でも体験してみてはいかがでしょうか?

夏休みのおうち時間に是非読み聞かせてあげてみてくださいね♪
▼こちらの絵本も夏におすすめです。