｢ねずみくんだーれだ？｣対象年齢やあらすじ・読み聞かせの感想をレビュー

この記事では、｢ねずみくんだーれだ？｣の対象年齢やあらすじ・読み聞かせの感想をレビューします。

｢だーれだ？｣と目隠しをする当てっこ遊びのドキドキワクワクが詰まった作品です。

ねずみくんとねみちゃんの絆にも心がほっこりしますよ。

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｢ねずみくんだーれだ？｣対象年齢

｢ねずみくんだーれだ？｣の当サイトおすすめの対象年齢は2歳から〜です。

いろいろな動物のおともだちがやってきて、ねずみくんに｢だーれだ？｣と目隠しをしていくという、繰り返しのストーリーなので小さなお子さまでも理解しやすいですよ。

公式サイトには、主な対象年齢として3歳・4歳・5歳との記載がございますが、文章もとても短いですし、2歳頃から読み聞かせてあげられますよ。

｢ねずみくんだーれだ？｣あらすじや読み聞かせの感想をレビュー

｢ねずみくんだーれだ？｣あらすじ

ねずみくんを驚かそうと、ゾウさんがやってきて｢だーれだ！｣と目隠しをします。

その後もいろいろな動物のおともだちが次々とやってきて、ねずみくんに｢だーれだ！｣と目隠しをしていきますが、ねずみくんはみんなが誰だか分からないみたいです。

最後にねずみくんがねみちゃんを驚かそうと目隠しをしますが…？

｢ねずみくんだーれだ？｣読み聞かせの感想

目隠しをして｢だーれだ？｣と当てっこゲームをする遊び、誰もがやったことがあるのではないでしょうか？

当たったら嬉しいし、当たらなくてもワクワクドキドキが味わえる楽しい遊びですよね。

絵本｢ねずみくんだーれだ？｣は、そんな当てっこ遊びの楽しさがたくさん詰まった作品です。

ねずみくんのところにも、ねずみくんを驚かそうといろいろな動物のおともだちが次々とやってきて、｢だーれだ！｣と目隠しをしますが……ねずみくん、誰だか全然分かりません（笑）

おともだちみんなが思い思いの方法で目隠しをしているのが子どもウケする注目ポイントです。

例えば、ゾウさんはお鼻で、ライオンさんはたてがみで目隠しをするのですが、それぞれの動物の個性が表れていて、とっても面白いんですよ。

他にも猿やウサギ、アヒルなどいろいろな動物が登場するので、みんながどんな方法で目隠しをするのか、是非お子さまと一緒に注目して読んでみてくださいね。

目隠しをされたねずみくんの反応も可愛らしいですよ。

このように、｢ねずみくんだーれだ？｣は、絵本を通してまるで読者も当てっこ遊びをしているかのようなワクワクした気分を味わえるユニークな作品ですが、

本作のもうひとつの注目ポイントは、なんといってもねずみくんとねみちゃんの絆です！

なんでも、ねずみくんとねみちゃんは、同じ時に同じことを考えていて、同じことをしてしまうくらい心が通じ合っているんだそう。

実は、ねずみくんの作者であるなかえよしをさんと上野紀子さんはご夫婦です。

ねずみくんのチョッキシリーズに、ねずみくんとねみちゃんの絆の深さが伝わる温かいお話が多いのは、ねずみくんのチョッキシリーズが、ご夫婦の二人三脚で作られた作品だからなのかもしれませんね。

（上野紀子さんが2019年に亡くなられて以降、本作「ねずみくんだーれだ？」を含むねずみくんのチョッキシリーズの新作は、上野紀子さんが生前に描かれたねずみくんの絵を、なかえよしをさんがパソコン上で組み合わせたり合成したりして制作されています。）

ねずみくんシリーズが好きな方はもちろん、ねずみくんシリーズを初めて読むという方も楽しめる作品です。

特に、動物が好きな子におすすめですよ。

▼ねずみくんシリーズは種類がたくさんあります。おすすめ6選をこちらの記事でご紹介していますので、是非合わせてチェックしてみてくださいね♪

｢ねずみくんだーれだ？｣対象年齢やあらすじ・読み聞かせの感想をレビューまとめ

ねずみくんのチョッキシリーズ39作目となる今作は｢だーれだ？｣と目隠しをする当てっこ遊びのドキドキワクワクが詰まった作品です。

ねずみくんとねみちゃんの絆にも心がほっこりしますよ。

ねずみくんシリーズの中では、より低年齢から読み聞かせができる易しい内容の絵本です。

お子さまのねずみくんシリーズデビューの絵本としてもおすすめですよ。