今まで読んだ絵本をレビューします。
今回は発売から50年以上経っても愛され続けるロングセラー絵本「わたしのワンピース」(にしまきかやこ 作 こぐま社)です。
こちらの作品は、子どもだけでなく大人も楽しめる絵本です。
お子さまにとっては親しみやすい絵とおしゃれ心をくすぐる分かりやすいストーリーが魅力の絵本です。
大人にとっては喜びや悲しみなど自分が感じる様々な感情はどれも自分にとって共に寄り添い生きていく大切なものであるということを教えてくれる絵本です。
この記事では絵本「わたしのワンピース」の対象年齢やあらすじ、読み聞かせの感想を詳しくレビューします。
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わたしのワンピース 対象年齢 何歳から読める?
この作品の対象年齢はこぐま社によると3歳から5歳頃までとなっておりますが、お子さまが大きくなっても長く楽しめるのがこちらの絵本の魅力です。
【レビュー】絵本「わたしのワンピース」あらすじ・読み聞かせの感想は?
「わたしのワンピース」にしまきかやこ 作 こぐま社
- 文章の長さ:3歳〜
- ページ数:44P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜5歳
わたしのワンピース あらすじ
真っ白な布切れが空から落ちてきました。主人公のうさぎがミシンでワンピースを作りました
最初は真っ白なワンピース、お花畑を散歩したらワンピースが花模様になり、雨が降れば水玉模様のワンピースに変わっていきます。
うさぎはどの模様のワンピースも「わたしに にあうかしら」ととっても楽しそうに歩いていきます。
わたしのワンピース 読み聞かせの感想
いろんな模様に変身するワンピースを着て主人公のうさぎが「ラララン ロロロン」と楽しそうに歩いている絵は見ているだけでもその楽しさが伝わってきます。
また、子どもが描いたような親しみのある絵が特徴です。
ストーリーもワンピースの模様が次々と変わるという3歳の子でも分かりやすく読みやすい内容です。
また、いろいろな模様に変身するワンピースは見ていて飽きず、おしゃれ好きな子のハートをくすぐります。
うちの子は3歳の時、ころころ変わるワンピースの模様をニコニコしながら眺めていました。
「次はどんな模様かな?」とページをめくるのが楽しい絵本です。
わたしのワンピース ねらい
こちらの作品は、喜びや悲しみなど自分が感じる様々な感情はどれも自分にとって共に寄り添い生きていく大切なものであるということを教えてくれます。
これは個人的な解釈ですが真っ白なワンピースは“心”や“感情”を表しているように思うのです。
真っ白なワンピースがうさぎの体験によって様々な模様に変わっていく様は、まるで最初は真っ白だった心がいろいろな経験によって喜びや悲しみといった様々な感情を知る様子を現しているように私は思います。
そしてどんな模様のワンピースでも、主人公のうさぎは嬉しそうに着ているのです。
▼わたしのワンピースのねらいについてはこちらの記事で解説しておりますので、もっと詳しく知りたい方は是非合わせてご覧下さい。発売から50年以上経っても愛される理由が分かりますよ。
絵本「わたしのワンピース」レビューまとめ
「わたしのワンピース」は、お子さまにとっては親しみやすい絵とおしゃれ心をくすぐる分かりやすいストーリーが魅力の絵本です。
大人にとっては喜びや悲しみなど自分が感じる様々な感情はどれも自分にとって共に寄り添い生きていく大切なものであるということを教えてくれる絵本です。
この作品の対象年齢はこぐま社によると3歳から5歳頃までとなっておりますが、お子さまが大きくなっても長く楽しめるのがこちらの絵本の魅力です。
是非3歳からたくさん読み聞かせてみてくださいね♪
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