だんだんと暖かくなり、公園やピクニックなどお出かけがしやすくなりましたね。また、新しい生活や出会いに心踊る季節になりました。
そこで、是非お家でも春ならではの絵本を読み聞かせてみませんか?季節の絵本は、お子さまも喜んで見てくれること間違いなし♪
この記事では、3歳児・4歳児向けの春の読み聞かせにおすすめの絵本をご紹介いたします。
ピクニックなど外へ行くのが楽しくなる絵本や春の生き物・植物に興味を持ってもらえる絵本、新生活を迎える子の背中を押してくれるような絵本など、春の読み聞かせにピッタリな作品を集めました。
春がテーマの絵本でどの絵本を読もうか迷われた際に是非参考にしてみてくださいね♪
※この記事にはプロモーションリンクが含まれますが、筆者の実際の体験に基づき書かれています。
最新!春の絵本おすすめ紹介【3歳児・4歳児の読み聞かせに】
それでは、3歳児・4歳児向けの春の読み聞かせにおすすめの絵本を7冊ご紹介していきます。
14ひきのぴくにっく
いわむら かずお 作 童心社
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳から〜
今日はいいお天気です。家族みんなで春の野原へピクニックに出かけることにしました。春の森はたくさんの生き物や植物であふれていて…。
まずはこちら、“家族”と“自然”を描いた『14ひきのシリーズ』から、春がテーマの作品「14ひきのぴくにっく」です。
春ならではの生き物や植物がたくさん登場するのが見どころですよ。
例えばエナガ・あまがえる・チョウチョなどの生物や、すみれ・やまぶき・ふでりんどう・つくしなど、様々な生き物や植物が登場し、絵本を通して生物多様性が学べます。
お子さまに、春の生き物や植物に興味を持ってもらうのにピッタリな作品です。
見返しには、絵本に登場するお花の絵と名前が載っているので、お子さまと一緒に探しながら読むのも楽しいですよ♪
そして、『14ひきのシリーズ』の魅力はなんといっても美しい自然と絵の細かさです。
細かく描き込まれた美しい絵に、親子で思わず見入ってしまうこと間違いなしですよ♪
小さな登場人物達を通して大きくて豊かな自然を感じ、ゆったりとした穏やかな気持ちになれる作品です。
おべんとうなあに?
作:山脇恭 絵:末崎茂樹 偕成社
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:38P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳から〜
ぞうくんとうさぎくんとりすちゃんときつねくんが野原にピクニックに来ました。
いっぱい遊んでお腹がぺこぺこになったみんなはお弁当を食べることに。
みんながお弁当を見せ合っていく中、ぞうくんのお弁当が無くなっちゃって…?!
暖かくなり公園やピクニックなどに出かける方も多いのではないでしょうか?
こちらの絵本は、読むと、お弁当を持ってピクニックやお出かけに行くのが楽しみになる作品です。
ページをめくると、美味しそうなお弁当の中身が現れるちょっとした仕掛けがあるので、小さなお子さまでも楽しく読んでいただけますよ。
お友達とご飯を食べる楽しさや嬉しさがぎゅっと詰まった作品です。
お友達との関わりを通して思いやりの気持ちも学べるストーリーになっているので新学期にピッタリです♪
優しくて可愛い動物の絵はお子さまウケもいいですよ。
ユニークなお弁当を通して、食べ物にも興味を持ってもらえるので食育にもいいですね。
この絵本を読んだ後は是非お弁当を持ってピクニックに出かけてみてはいかがでしょうか?
とんことり
筒井頼子 作 林明子 絵 福音館書店
- 文章の長さ:4歳から〜
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:4歳から〜
かなえは山の見える町に引っ越してきました。お母さん達が引っ越しの片付けで忙しくしていると玄関の方で「とん ことり」という音がして郵便受けの下にすみれの花束が落ちていました。
次の日も、そのまた次の日も「とん ことり」という音がして…。
絵本「とん ことり」は、入園や進級などで新生活が始まる子への読み聞かせにピッタリな作品です。
新しい環境では、誰しも不安になるもの。
この作品では、新しい生活への不安や期待、そして、新しい友達との出会いや嬉しさが、主人公のかなえを通して丁寧に描かれています。
ラストの結末に、読んだみんなが笑顔になれる作品です。
引っ越し先の新しい町で、友達がいなくてつまらなそうなかなえのもとに、誰かから毎日届く「贈り物」。
はたして誰が毎日贈り物をくれたのか?是非絵本を読んで確かめてみてくださいね。
この作品を作られたのは、有名な絵本「はじめてのおつかい」の作者、林明子さんと筒井頼子さんです。
林明子さんが描かれる子どもの絵は、本当に存在しているかのようなリアルさと温かみのあるタッチが魅力です。筒井頼子さんは子どもの心理描写や子どもの心に寄り添ったストーリーが卓越していて惹き込まれます。
そのため、読み聞かせを聞いている子どもたちは、まるで自分のことのように感じるのか、絵本をとても気に入ってくれることが多く、何度も読んでと頼まれます。
筆者も子供のころ読んでもらったことを憶えていて、読み聞かせながらとても懐かしい気持ちになりました。
世代を超えて愛され続ける作品です。
▼幼稚園や保育園に通い始めたお子さまには、こちらの作品もおすすめです!
お友達との関わりがたくさん描かれています。自己肯定感が高まる、優しさに溢れた絵本です。
あしたもあそぼうね
あまんきみこ作/いもとようこ絵 金の星社
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:30P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳から〜
まんまるやまととんがりやまに、それぞれうさぎの家族とくまの家族が暮らしていました。
うさぎのぴょんことくまのくうたは、友達がいなくていつもひとりで遊んでいます。
まんまるやまととんがりやまの間にはさくら広場があり、一本の桜の木が満開に花を咲かせています。
ぴょんことくうたはそれぞれ、さくら広場で“さくらこ”という女の子と友達になり…?
こちらは、桜と新たな出会いをテーマにした春ならではの絵本です。
綺麗で儚く美しい…そんな桜にまつわる不思議なストーリーに一気に惹き込まれます。
可愛らしい動物たちの絵や、さくらこちゃんの優しい笑顔にもほっと癒されますよ♪
あっと驚く結末と、さくらこちゃんの優しさに胸がいっぱいになります。
読み終わった後、優しい気持ちになれる、希望に満ち溢れた心温まるお話です。
春、新しい環境で新しいお友達ができるか不安な子への読み聞かせにもおすすめですよ。
ぴょんことくうたを見守るようにひらひらと舞い上がる桜がとっても綺麗!
春の読み聞かせにピッタリな作品です♪
はるのにわで
澤口たまみ 文 米林宏昌 絵 福音館書店
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:40P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳から〜
春の庭にはいろいろな植物や生き物がいます。主人公と一緒にどんな生物がいるか探してみましょう!
こちらは、春の庭を舞台に、さまざまな生き物や植物が共生する様子を描いた作品です。
アマガエルやマルハナバチ、あめんぼ、シャクヤク、ハルジオンなど、春ならではの身近な生き物や植物がたくさん登場しますよ。
みずみずしく輝く、息をのむような美しいイラストが特徴です。
イラストを描かれたのは、なんと『借りぐらしのアリエッティ』『メアリと魔女の花』などで有名なアニメーション監督の米林宏昌さんです。
森などに行かなくても、身近な庭で、こんなにもいろいろな生き物や植物が生きているんだと感心しました。
生き物の生態についての理解を深めることもできます。
特に、オオカマキリの誕生のシーンは圧巻です!
親子で「すごいね!」と言いながら見ました。
虫がたくさん登場するので虫好きにはたまらないと思います。
春の身近な生き物や自然に興味を持ってもらうのにピッタリな作品ですよ。
いちごハウスのおくりもの
村中李衣 (作)えがしらみちこ (絵)世界文化社
- 文章の長さ:4歳から〜
- ページ数:24P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:4歳〜
ひまりの自慢はおじいちゃんのいちごハウス。おじいちゃんのいちごは甘くて美味しいのです。家族みんなでハウスのお手伝いをしています。
ある日、お友達がいちごハウスにやってきますが、ハウスの中を飛んでいるミツバチ達を怖がって帰ってしまい…。
絵本「いちごハウスのおくりもの」は、いちごをめぐる、家族の温かさを描いたストーリーです。
家族の関わりを通して思いやりの気持ちを学べます。
いちごハウスでの一年間を通して、いちごと主人公のひまりの、両方の成長を感じられる作品です。
いちごが育つ過程やミツバチの役割などが、詳しくかつ小さな子でも分かりやすいように優しい言葉で書かれています。
普段食べているいちごがどんな風な思いで作られて私たちのもとに届けられるのか…作り手の目線から知ることができるので、食育にもおすすめですよ。
優しいタッチの絵はお子さまウケもいいです♪
読み終わった後、優しい気持ちになれる心温まる作品です。
いちごが好きな子はもちろん、いちご狩りに行ったことがある子や、これから行く子にもおすすめの作品です。
いちご狩りは好きだけどミツバチが苦手…というお子さまにもおすすめの絵本です!
たんぽぽ
荒井真紀 文・絵 金の星社
- 文章の長さ:4歳から〜
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:4歳〜
こちらは、なんとまるまる一冊たんぽぽの生態について描かれた作品です。
たんぽぽの特徴や仕組みがとてもよく分かる絵本となっています。
たんぽぽがどのように冬を越して春になり、花を咲かせ、そしてわたげとなって種を飛ばすのかが非常に詳しく描かれていますよ。
絵も本物のようにリアルで緻密です。
特に、ページいっぱいにぎっしり描かれた200個もの種には思わず目を見張ります!
生態が詳しく説明されていますが、4歳くらいの子でも分かりやすいようになるべく優しい言葉が使われています。
たんぽぽの観察をする時にも役立ちますよ。
うちの子は夜になるとたんぽぽが花を閉じるということに驚いたようで、庭に咲いているたんぽぽを実際に見て理解を深めていました♪
たんぽぽについて詳しく知りたい方や、植物に興味がある子におすすめの作品です。
▼こちらの作品もおすすめです!
最新!春の絵本おすすめ紹介【3歳児・4歳児の読み聞かせに】まとめ
この記事では、ピクニックなど外へ行くのが楽しくなる絵本や春の生き物・植物に興味を持ってもらえる絵本、新生活を迎える子の背中を押してくれるような絵本など、春の読み聞かせにピッタリな作品を集めました。
季節の絵本はお子さまも喜んで見てくれること間違いなし♪
是非春ならではの絵本を読み聞かせて親子で素敵な時間を過ごしてみませんか?
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