雨の日はお外に出かけられなくてお子さまもお母さん・お父さんもストレスが溜まってしまいますよね…。
そんな時こそお家で絵本の読み聞かせをして、親子でゆったりとした時間を過ごしましょう♪
雨の日に、雨が楽しくなるような絵本や、雨の見方が変わる絵本を読めば、親子で雨が好きになってしまうかも知れません。
この記事では、最新刊を含む、2歳・3歳向けの雨の日に読み聞かせたい雨がテーマのおすすめ絵本を6冊ご紹介します。
梅雨の時期にもピッタリな絵本ですよ♪
是非参考にしてみてください。
※記事にはPRが含まれます
雨の日に読み聞かせたいおすすめ絵本6選【2歳・3歳向け】
てるてるぼうずさん
作・西村敏雄 白泉社
- 文章の長さ:2歳から〜
- ページ数:24P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳〜3歳
「ぴちゃ ぴちゃ ぴっちゃん」雨が降っています。お外で遊びたいゆうくんとあいちゃんはてるてるぼうずをつくりました。
でも、てるてるぼうずさんは「ちょーっとまっててくださいね」となかなか晴れにしてくれません。実はこれには理由が…。
こちらは2022年5月10日に発売した新刊です。
雨の見方が変わり多様性が学べる絵本です。
ゆうくんとあいちゃんが「天気にしてください」とお願いしても、「ちょーっとまっててくださいね」と言うてるてるぼうずさん。
実は蛙が水浴びしているのを待っていてあげているのです!
他にも、雨が好きな生き物や花のために晴れにするのを待っていてくれるてるてるぼうずさんからは思いやりと優しさが伝わってきます。
雨がなかなか止まないと「なんで止まないの〜」と雨が嫌いなお子さまもいらっしゃると思いますが、
この絵本を読めば、“雨が好きな生き物や植物もいる”ということに気付くことができ、自分だけじゃなく周りの生き物にも思いをめぐらせることができるでしょう。
“自分は好きじゃないと思っていたことも他の人にとっては大切なこともある”ということを自然と感じさせてくれる絵本です。
また、「ぴちゃ ぴちゃ ぴっちゃん」「ぽつ ぽつ ぽっつん」などリズムの良い雨の音もたくさん登場するので、雨の日が楽しくなってきますよ。
うちの子も「蛙さん雨が好きなんだね。◯◯も雨が好きー」と言っていました♪
絵本を読んだ後に子どもと一緒にてるてるぼうずを作ったら、とても喜んで、ますますこの絵本を好きになってくれました♪
コンパクトなサイズなのでお子さまがひとりでもめくって読みやすい点もおすすめポイントです。
あめふりうさぎ
著者:せなけいこ 新日本出版社
- 文章の長さ:2歳から〜
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳〜3歳
主人公のうさぎは大雨の日に産まれたから、泣くと雨が降ってしまい、お母さんも友達も困っています。
遠足の前日、風邪を引いたうさぎのもとに友達がやってきて「明日はみんなが迷惑するから絶対泣くな!」と言われてしまい…。
こちらは有名な絵本「ねないこだれだ」の著者せな けいこさんの作品です。
個性を大切にしたいと思える作品ですよ。
また、お母さんや友達が「うさぎが泣いて困る」と感じる気持ちや、うさぎが泣くのを我慢する場面など、なんだかこの絵本を見ていると親子の日常のやりとりを見ているようで、親も子どもも共感するシーンがたくさんあると思います。
せな けいこさんの作品ってなぜか子どもが釘付けになって見てくれるんですよね。
シンプルで親近感のある絵と豊かな表情の登場人物、子どもにとって共感できるストーリーだからでしょうか。
うちの子もとても気に入っていて何度も「読んで〜!」と持ってきてくれます♪
ひどいことを言われてもお友達のことを思って泣かない健気なうさぎの姿や、その後にお友達がとった行動からは、思いやりの心も学ぶことができますよ。
あめぽぽぽ
さく:ひがしなおこ え:きうちたつろう くもん出版
- 文章の長さ:2歳から〜
- ページ数:24P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳〜3歳
「ぴと ぴと ぽとん」雨が降ってきました。主人公は、長靴と傘とレインコートを持ってお母さんと手を繋いで雨のお外へお出かけにいきます。
さて雨の日のお外にはどんな発見があるでしょうか?
「あめぽぽぽ」はリズミカルな雨の音でいろいろな雨の姿を存分に感じられる絵本です。
雨といっても実は様々な音があります。
こちらの絵本にはいろいろな雨の音や雨の姿が登場しますよ。
例えば、降りはじめは「ぴとぴと」。風に吹かれて「さあさあ」。砂場の上に落ちると「ぽとぽと」などなど…。
キラキラ輝く綺麗で幻想的な絵と相まって一気に雨の世界に惹きこまれますよ。
普段なかなか注目しない雨の音に耳を傾けてみると、雨の日のお出かけもなんだか楽しくなりそうですね。
うちの子は雨に顔が描いてあるのが気に入ったようでした!
絵本を読んだ後は是非お子さまと一緒に、いろいろな雨の音を発見してみてくださいね♪
あめふりくまのこ
著者名:詩/鶴見正夫 絵/高見八重子 ひさかたチャイルド
- 文章の長さ:2歳から〜
- ページ数:24P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳〜3歳
こちらは有名な「あめふりくまのこ」の詩がそのまま絵本になった歌絵本です。
「あめふりくまのこ」の詩に沿って絵が描かれているので、より詩の理解が進みます。
霧がかかった森の幻想的な雰囲気の絵が「あめふりくまのこ」の静かな曲調にとてもマッチしていて、詩の世界に一気に入り込めますよ。
雨の日に読み聞かせると、静かで落ち着いた気持ちになれます。
絵にはカタツムリやカマキリなどが小さく描かれていて読むたびにいろいろな発見があります!
我が家では子どもと何が描かれているか一緒に探して楽しみました♪
歌うだけで読み聞かせができるので、読み聞かせが苦手な方や、絵本や物語にあまり興味のないお子さまにピッタリの作品です。
あめのひくろくま
さく・え:たかいよしかず くもん出版
- 文章の長さ:2歳から〜
- ページ数:24P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:2歳〜3歳
今日は雨です。お外で遊びたいくろくまくんは、てるてるぼうずをたくさん作って部屋につるしました。
雨はまだ止まないけどお気に入りの紫の傘と長靴で出かけたくろくまくん。すると…?
こちらは「おはなし・くろくま」シリーズの第6弾、雨がテーマのお話です。
シンプルな絵の可愛いくろくまくんの絵本は好きなお子さまも多いのではないでしょうか?
雨を題材にしながらビビッドな紫色がテーマカラーとなっている、とても斬新な絵本です。
くろくまくんお気に入りの紫の傘と長靴が素敵です。紫陽花も綺麗なんですよ。
お気に入りの傘や長靴があると雨の日もぐんと楽しくなりますよね。
うちの子も傘と長靴が履きたいから雨の日をむしろすごく楽しみにしています(笑)
くろくまくんの作ったてるてるぼうずも愉快で可愛いです。
雨や雨の日ならではのアイテムで、くろくまくんと一緒に楽しい気分になれる一冊です。
晴れを願う楽しい歌もあるので是非お子さまと一緒に歌ってみてくださいね。
あめのひえんそく
作・絵まつお りかこ 岩崎書店
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:32P
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜
明日は楽しい遠足の日。準備もばっちりで今からワクワクなモンタ。でも朝目覚めると雨が降っていて…。
「あめのひえんそく」は子どもの心に寄り添った温かなストーリーと、優しい絵が魅力の絵本です。
せっかく楽しみにしていた遠足が、雨のせいで台無しになってしまったモンタ。
落ち込むモンタですが、お母さんの機転とアイデアでお家の中が楽しい遠足に大変身!
そのワクワクすることといったら…!
うちの子たちも目をキラキラさせて読み聞かせを聞いていました。
読み終わった後も「もう1回読んで!」とせがまれ、何度も読んだ大のお気に入りの作品です。非常におすすめの絵本ですよ。
モンタのお母さんの素敵なアイデアに脱帽です!見習いたいなと思いました!
雨の日は絵本の読み聞かせをして、親子でゆったりとした時間を過ごそう
雨が続き、お外へ出かけられないとストレスが溜まりますよね。
そんな時こそお家で絵本の読み聞かせをして、親子でゆったりとした時間を過ごしましょう。
この記事でご紹介した、雨が楽しくなるような絵本や、雨の見方が変わる絵本を読めば、親子で雨が好きになってしまうかも知れません。
是非雨がテーマの絵本を通して、雨の日ならでは楽しみ方を見つけてみませんか?