2021年12月にリニューアルオープンしたムーミンバレーパーク(埼玉県飯能市)。
料金がお買い求めやすい価格になり、キッズスペースなどもできて、子供も大人もより一層楽しめるパークに生まれ変わりました!
宮沢湖をぐるっと囲む形で作られたパークは、雄大な自然とムーミンの世界を、思う存分堪能できますよ。
この記事では、そんな2024年最新のムーミンバレーパークの料金や楽しみ方、オリジナルグッズやアクセスなどを写真たっぷりでご紹介します。
これから行くことを検討されている方は是非参考にしてみてくださいね!
子供も大人も楽しめる、ムーミン好きにはたまらないパークです♪
※許可を得て撮影&掲載しております、記事にはPRが含まれます
最新!ムーミンバレーパークの料金
ムーミンバレーパークの料金は以下の通りです。
1デーパス | 前売チケット | 当日チケット |
おとな(中学生以上) | 3,400円 | 3,600円 |
こども(4歳以上小学生以下) | 2,000円 | 2,200円 |
ムーミンバレーパークは今まで「1デーパス」と「入園チケット」2種類のチケットがありましたが、新しい料金体系では、「1デーパス」1種類のみになり、より分かりやすく生まれ変わりました!
料金も以前よりかなりお安くなりました♪
※料金は今後変更される場合もございます。最新の情報は公式ホームページにてお確かめください。
1デーパスで利用できる施設は以下の通りです。
ムーミンバレーパークの楽しみ方
それでは、さっそくムーミンバレーパークの楽しみ方や見どころをご紹介していきます。
記事の後半に小さなお子さま連れでの楽しみ方もご紹介しますので是非参考にしてみてくださいね♪
楽しみ方①ムーミン屋敷を楽しむ!
ムーミンバレーパークといったら、やっぱりパークのシンボル、ムーミン屋敷がおすすめです。
ムーミン達の暮らしを覗き見ることができて、ファンにはたまりません。
▼たとえば、テーブルにはムーミンの大好きなムーミンママのパンケーキが。食べかけです(笑)
▼壁にはムーミン一家の写真がたくさん飾られていてほっこりします。
▼屋根裏はムーミンパパの書斎です。トレードマークのシルクハットも置いてありますね。
他にもリトルミイのとっても可愛らしいお部屋やムーミンママのキッチンなど、見どころがたくさんあります!
地下の貯蔵庫にはニョロニョロやトフスランとビフスランもいるので是非探してみてくださいね♪
そして、ムーミン屋敷には、ムーミンの物語がいたるところに散りばめられているのが楽しめるポイントです!
▼たとえばこちらはムーミンのレントゲン写真です。大切なしっぽがハゲてきてしまった時に、心配で撮ったものです。
物語ではその後、ムーミンママの作った魔法の薬を飲んだら、なんとしっぽは黄金に輝きだし、ムーミンはインタビューされて新聞記事にも載ってしまいます(載ったのはしっぽだけですが…)。
ムーミン屋敷には、ちゃんとその時の新聞記事もレントゲン写真の隣に飾ってありますよ(笑)
原作はムーミン・コミックス(第1巻)黄金のしっぽ(筑摩書房刊/冨原眞弓訳)です。
▼また、ムーミンの部屋の窓際には、短編集ムーミン谷の仲間たち(講談社)に収録されている「世界でいちばん最後の竜」に登場する竜が。
この竜はムーミンが捕まえてきた竜で、ペットにしようとするのですが、ムーミンにまったく懐かないどころかスナフキンに懐いてしまいます。
ムーミンとスナフキンの友情が素敵な物語です。短編集なので小説が苦手な方でも読みやすいですよ。
また、ムーミントロールと小さな竜(徳間書店)という絵本にもなっているので気になった方は是非読んでみてくださいね♪
文章が長めなので5歳頃からの読み聞かせがおすすめです。
他にも、ムーミン屋敷にはムーミンの物語がいたるところに散りばめられているのでファンにはたまりません。隅々までじっくり眺めて、是非ムーミンの世界を堪能してみてくださいね。
また、ムーミンの物語をよく知らない!という方も大丈夫です!
ムーミン屋敷は、各階にスタッフさんがいて、お部屋やムーミンについての豆知識をたくさん紹介してくれるので安心して楽しめますよ。
ムーミンについて詳しくなれちゃいます♪
スタッフさんによるクスリと笑える解説が最高です!
ちなみに、屋敷に入るまでの待ち時間は筆者が行った時は平日で最大25分前後でした。休日はもっと混むことが予想されるので、並びたくない方は休日は避けた方がいいかもしれません…。
楽しみ方②海のオーケストラ号がすごい!
「海のオーケストラ号」はプロジェクションマッピングや風や水の演出などを楽しめる体感モーフィングシアターです。
若き日のムーミンパパとスナフキンのお父さん達と一緒に海へ大冒険へ出かけますよ。
小説ムーミンパパの思い出(講談社)が原作になっていますが、原作を読んでいなくても楽しめます!
スクリーンだけでなく床にもプロジェクションマッピングが投影されて、天井も仕掛けがあるので、空間全体で冒険を体感できますよ。
特に海の中や森の中の綺麗な景色は圧巻です。
床などお子さまの目線の近くにも映像が投影されるので小さなお子さまも楽しんでいただけますよ。
うちの子は2歳と4歳ですが、2人とも綺麗な映像を食い入るように見つめていました!
ムーミンバレーパークを訪れた際には是非体験してみてくださいね♪
楽しみ方③リトルミイのコミカル劇を楽しむ!
「リトルミイのプレイスポット」ではリトルミイが主人公のシアターを楽しめます。
リトルミイにまつわるムーミンの物語を癒されるクラシカルな映像で見ることができますよ。
ただ見るだけでなく、クイズをしたり、ゲストも物語に参加しながら楽しめるのが特徴です。
笑える仕掛けがあって子どもから大人までみんなが楽しめます。
展開が毎回変わるので何度行っても面白いですよ♪
楽しみ方④ムーミンの絵本や小説の世界を堪能する!
ムーミン屋敷の隣にある白い大きな3階建ての建物「コケムス」は、1階がレストラン・ショップ、2・3階は主に展示施設となっています。
▼エントランスには作者のトーべ・ヤンソンとムーミン谷の仲間たちの像が。
3階から見てまわるのがおすすめです!
展示スペースでは、ムーミンの小説や絵本の世界に楽しく触れられますよ。
▼ムーミン達と一緒に写真を撮ってもいいですね♪
▼3階では、作者が最初に出版した絵本それからどうなるの?(講談社)の物語が展示されています。
展示は絵本そのもの。まるで絵本の世界に入り込んだかのようなダイナミックな展示に、わくわくしながら、物語の追体験ができます。
▼展示物は動いたりと仕掛けがあるものもあり、大人だけでなく子どもも楽しめます。また、写真映えもするのでフォトスポットとしてもおすすめですよ。
原作の絵本「それからどうなるの?」は3歳頃のお子さまから読み聞かせていただける穴あき絵本です。
カラフルな絵が素敵な、ハラハラドキドキとママの温かさを感じられるとても読みやすいストーリーなので、是非原作も合わせて読んでみてくださいね♪
そして、2階には日本で初めてのムーミンの常設展スペースがあります。
小説や絵本・コミックスなど原作の挿絵と一緒に、ムーミンの物語の中の魅力的な“ことば”を展示しています。作者トーベ・ヤンソンの世界初公開の詩もあり、ムーミンの物語の世界を堪能できますよ。
原作を知っている方はもちろん、ムーミンの物語をまだ読んだことがない方も、ムーミンのことをより深く知ることができるとても興味深い常設展です!
▼また、2階には8mを超えるムーミン谷の巨大なジオラマがあります。
夕暮れや白夜、彗星など、15分おきに演出が変わるので是非注目して見てみてくださいね♪(毎正時:彗星・毎時15分:夕暮れ・毎時30分:冬・毎時45分:白夜)
楽しみ方⑤自然を満喫する!
ムーミンバレーパークは、メッツァという施設の中の一角にあります。
メッツァは、「ムーミンバレーパーク」と「メッツァビレッジ」(無料エリア)という2つのエリアから構成されています。
メッツァは宮沢湖をぐるっと囲むように作られているので、豊かな自然を満喫できますよ。
都会の喧騒から離れてのんびりできます♪
▼ムーミンパパの作った水浴び小屋も、雄大な宮沢湖と山々に面していて雰囲気がありますね♪
ムーミンバレーパークももちろん、自然を感じながら楽しめますが、実は、「メッツァビレッジ」にも見どころがたくさんあります。
「メッツァビレッジ」には北欧のグッズを取り扱っているショップが数多くあり、外観もかなりオシャレなんです。
カヌーの体験もできますよ。
ちなみにパークの周辺はかなり田舎なので、ここだけ別世界のようです。
まるで北欧やムーミン谷に来たかのような気分を味わえます♪
ムーミンバレーパークの楽しみ方【小さな子供向け】
ムーミンバレーパークは大人も子供も楽しめるテーマパークです。
授乳室やおむつ交換台などもあるので小さなお子さまをお連れの方も安心して楽しむことができます。
筆者も4歳と2歳の子供を連れて行きましたが、同じく1歳〜4歳くらいのお子さま連れの方がかなり多かったので安心しました!
ベビーカーの貸し出しも行っておりますよ。(1日1台500円)
ここで、ムーミンバレーパークの小さなお子さま向けの楽しみ方もご紹介しますので是非参考にしてみてください。
ムーミンバレーパーク子供向けの楽しみ方①ヘムレンさんの遊園地で体を動かそう!
「ヘムレンさんの遊園地」ではアスレチックが楽しめます。
小さなお子さまにとっては、やはりパーク内で1番楽しめる場所なのではないかと感じました。
我が家の2歳児はここが1番はしゃいで走り回っておりました(笑)
また、吊り橋や角度が高めの滑り台など、なかなかスリリングな遊具もあるので、小さなお子さまだけでなく、小学生のお子さままで、幅広い年齢のお子さまが楽しめますよ。(一部6歳以上が対象の遊具があります。)
▼なお、ヘムレンさんの遊園地の近くには原作「ムーミン谷の彗星」でムーミン達が目指した天文台があります。
天文台までこんなに険しい道のりをムーミン達が一生懸命頑張って行ったのだなぁと原作に想いを馳せながら眺めました。是非訪れてみてください。
▼原作はこちら。原作を知っているともっと楽しめます♪
ムーミンバレーパーク子供向けの楽しみ方②ムーミンのショーを楽しむ!
「エンマの劇場」ではムーミン谷の仲間たちと一緒にダンスをしたり、原作をもとにした心温まるショーを見ることができます。
特にダンスはお子さま連れにおすすめですよ♪
うちの子たちは「おっきいりんごの唄」がとても気に入り、パークから帰った後もApple Musicでずっと聴いて踊っています(笑)
▼ショーに登場するキャラクター達は、ムーミンバレーパーク内でも会えるかも?!
ムーミンバレーパーク子供向けの楽しみ方③キッズスペースで親子でゆったり過ごす!
先ほどレストラン&展示施設としてご紹介した「コケムス」の2階にはキッズスペースがございます。
小さなお子さま連れだと、広いパークを歩くのが疲れてしまう時もありますよね。
そんな、親子でちょっと休憩したい時におすすめなのがこちらのキッズスペースです。
窓に絵を描くことができたり、ムーミンの絵本が置いてあるので、親子でゆったり過ごせますよ。
是非利用してみてくださいね。
▼ちなみに、「コケムス」1階のレストラン『ムーミン谷の食堂』では、お子さまランチプレートが食べられますよ。
何度でも使える可愛らしいエプロンも付いてきます!
スーベニアプレート付きを購入すれば、プレートも付いてくるのでおうちでもパークの気分を味わえますね♪
このように、ムーミンバレーパークは、大人も子供も楽しめるテーマパークです。特にムーミン好きの筆者は大満足でした!
また訪れたい素敵な場所でした♪
ムーミンバレーパーク グッズをご紹介
ムーミンバレーパークではオリジナルグッズもたくさん販売されています。
ここで少し、ムーミンバレーパークで購入できるオリジナルグッズをご紹介します。
ムーミンのグッズは、パーク入り口にある「はじまりの店」や、コケムス1階にある「ムーミン谷の売店」などで購入することができます。
特に、「ムーミン谷の売店」は、売り場面積・商品数が世界最大級のショップです。
また、リトルミイのグッズが揃う「リトルミイの店」もありますよ。
▼ムーミン屋敷のお菓子缶は人気商品!お土産にもおすすめです♪
▼ニョロニョロのグミも可愛すぎますね!
ムーミンバレーパークは犬も入れる?
ムーミンバレーパークは、犬や猫などのペットと一緒にご入園できます。(リードは必ずしましょう。)
また、盲導犬、聴導犬、介助犬などのパートナー犬もご入園いただけます。
ワンちゃん連れも多かったです!
ムーミンバレーパークの料金や楽しみ方を完全ガイドまとめ&行く前に読みたいおすすめ作品
ムーミンバレーパークは、2021年12月にリニューアルオープンしました。
料金がお買い求めやすい価格になり、キッズスペースなどもできて、子供も大人もより一層楽しめるパークに生まれ変わりました!
宮沢湖をぐるっと囲む形で作られたパークは、雄大な自然とムーミンの世界を、思う存分堪能できますよ。
原作を知らなくてもパークで物語に触れられるので充分楽しめますが、原作を知っているともっと楽しめます!
おすすめは第1作目と言われていた小説ムーミン谷の彗星(講談社)です。親友スナフキンとの出会いや、地球に衝突する彗星をめぐってムーミン達の大冒険が描かれています。
この小説で登場する天文台はパークにもありますよ♪
▼小学生がはじめてムーミンの物語を読むなら、講談社青い鳥文庫版がおすすめです。文字が大きくて、漢字にルビが振ってあるので読みやすいですよ。
▼また、小説は読むのが大変!という方はコミックスがおすすめです。ムーミンの物語に楽しく触れられます。特に「黄金のしっぽ」はパークに登場するので、読んでおくと面白いですよ。
▼3歳頃のお子さまにはこちらの「ムーミンのおはなし絵本」シリーズがおすすめです。文章の長さもページ数も、3歳頃からの読み聞かせにピッタリな絵本です。
▼より小さなお子さまや、絵本が苦手なお子さまにはしかけ絵本がおすすめです。遊びながら楽しくムーミンの世界に触れられますよ。絵本にも興味を持ってもらえるかもしれませんね♪
▼ムーミンの絵本や小説などは、リニューアルした施設「ライブラリーカフェ」(コケムス2階)でもお手にとることができます。
ライブラリーカフェでは、なんと約400冊のムーミン関連書籍が揃っています!
是非小説や絵本も楽しんでみてくださいね♪
ムーミンバレーパークのアクセス
〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
※カーナビをご利用の場合は、メッツァ駐車場の入口となる「宮沢27-44」と入力するのがおすすめです。