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今まで読みきかせた絵本をレビューします。
今回は「どうぞのいす」(作/香山美子 絵/柿本幸造 ひさかたチャイルド)です。
どの書店にも目立つところに置いてある、発売から何十年経っても愛されるロングセラー絵本です。
思いやりの心を育て、きもちがほっこり温かくなるお話です。
この記事では「どうぞのいす」の登場人物やあらすじ・対象年齢、作品のねらいや伝えたいことを詳しくレビューします。
「どうぞのいす」って気になるけど、どんな絵本?と思っている方は是非参考にしてみてください。
絵本「どうぞのいす」登場人物(登場動物)
「どうぞのいす」の登場人物(登場動物)はうさぎ、ろば、くま、きつね、りすの順番に登場します。
どの動物も可愛らしくて優しいタッチの絵で描かれています。
動物が出てくる絵本が好きな子におすすめの作品です。
絵本「どうぞのいす」 対象年齢は?
絵本「どうぞのいす」 の当サイトおすすめの対象年齢は3歳〜5歳です。
文章も長くなく、物語も分かりやすいので3歳からの読み聞かせにピッタリです。
【レビュー】絵本「どうぞのいす」あらすじやねらい・読み聞かせの感想は?
- 文章の長さ:3歳から〜
- ページ数:32P(3歳から〜)
- 読みやすさ
- 子どもウケ
- おすすめ度
- 当サイトおすすめの対象年齢:3歳〜5歳
絵本「どうぞのいす」 あらすじ
うさぎさんが椅子を作りました。そのそばに「どうぞのいす」と書いた立て札も立てました。
そこへろばさんがやってきました。疲れていたので持っていたどんぐりが入った籠を椅子の上に置いて昼寝をしてしまいます。
次にやってきたくまさんが「どうぞのいす」という立札を見てどんぐりを全部食べてしまいますが…。
「どうぞのいす」ねらいや伝えたいこと
どうぞのいすは、それぞれの動物たちの“後の人”のことを考えた行動に心が温かくなるストーリーです。
次々とやってくる動物たちが「どうぞのいす」という立札を見て、置いてある食べ物を全て食べてしまいます。
しかし、「でも からっぽにしてしまっては あとの ひとに おきのどく。」とみんな代わりのものを置いていきます。
自分だけじゃなくて他の人のことも考えた行動をすることの尊さや温かさを絵本を通して自然と学ぶことができます。
幼稚園や保育園などで集団で行動することが多くなる3歳〜5歳の子に、思いやりの大切さを教えてあげるのにピッタリなお話です。
「どうぞのいす」読み聞かせの感想
「どうぞのいす」は優しいタッチの絵が物語に非常にマッチしているので、自然とストーリーに惹き込まれます。
また、同じことの繰り返しで展開されるストーリーは子どもにとって理解しやすいので、お子さまが夢中になって見てくれますよ。
例えば、
どの動物も椅子に置いてある食べ物を見て、「どうぞならば遠慮なくいただきましょう。」
「でも からっぽにしてしまっては あとの ひとに おきのどく。」
と同じことを言います。
同じ台詞、同じ展開は子どもウケするポイント!
うちの子も大好きなシーンで、ニコニコしながら聞いていました。
物語のポイントとなる台詞なのでゆっくり丁寧に読み聞かせてあげると、よりお子さまが理解しやすいですよ。
また、それぞれの動物の声色を変えて読み聞かせてあげると喜んでくれます。
うちの子が3歳の時に読み聞かせをしましたが、3歳の子にも動物たちの優しさが伝わったようでした。
成長に合わせて何度も読んであげたいと思える作品です。
「どうぞのいす」は親子で気持ちがほっこり温かくなるお話です。
絵本「どうぞのいす」レビューまとめ
「どうぞのいす」は思いやりの心を育て、気持ちがほっこり温かくなるお話です。
自分だけじゃなくて他の人のことも考えた行動をすることの大切さを絵本で自然と学ぶことができます。
思いやりの心を育てる絵本、是非読みきかせてあげてくださいね。
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